〜 散策レポ 〜  東京   14.3.24



厳しすぎた冬もようやく終わりと言っていいかな?

暖かい日が増えてきて、本日も18度くらいになるという。

しかし、前回までの感じから、草木の春はまだといった雰囲気だった。

さて、今回は? 6つの目で歩くことに…






ルリタテハ



三人揃って歩きはじめる。

ん〜、まだ緑が少なく、遅れてる感は否めない。






ハスオビエダシャク



ヒメコバネナガカメムシ






さて、どこに何がいるでしょう? 答えは↓



↑画像の真ん中少し左辺りにこれがいますよ〜 わっかんないよね



ようやく会えた ビロードツリアブ






オオムラサキ幼虫



ここまででもう一時間くらい歩いてるんだけど…

とにかく虫がいない。 暖かいから妙に違和感が…


尾根道の方へ行ってみると、個人的には事件な出来事が!






ムラサキナガカメムシを撮っていると横から…



ん? あれ?



この強烈な顎を持つのって…



アギトアリ!?



三年前に初めて鹿児島へお邪魔した際に偶然撮ったアリ (散策レポ238 参照)。

当時調べたら、本土では鹿児島の一部にしか生息していないというので覚えていて

それ以来鹿児島でも見れていなかったヤツ…


え〜っ、なんでここにいるの!??



で、現地で調べたら、やはりアギトアリで間違いない。

こういう時、スマホって便利ね。

ゆたかさんも検索して、横浜でも見つかっているらしいとのこと。

たとえ横浜にいるとしても、遠く離れたここへどうやってきたんだろう?

鹿児島で撮った個体は翅があったけど…

ということで、今日のメインはこいつで決まりかな?

かっこいいのでとにかくバシバシ撮ってみる。






顎を大きく開いて怒っております









手乗り〜



サイズは15oほど



いいねいいね〜



他にもいるか探したが、この1個体しか見当たらなかった。

みんなで交代して撮影する。






すごいね〜



ちょっとずつ角度を変えて…












こいつだけで30分以上使ってる(笑)






順番待ちの間、トカゲちゃんでブレイク






最後にもう一度手乗り〜







腰の棘もポイント





















いやいや、ビックリした。

家に帰って改めて調べたら、この場所では昨年から見つかっているらしい。

そっか、東京初確認の快挙ではなかったか…

それでも、本来いるはずのないものが見れたのでラッキーだった。

あとは、生態系が崩れなければいいんだけどね。


盛り上がった後は、不思議と足どりも軽くなる。






テングチョウ



調べたんだけど… 該当種が見当たらず

川北さんからヒントをいただき、ホシボシトガリバと判明



羽化不全? これも種はわからず… フクロウ顔が可愛い



ヒオドシチョウ






この子はMさんがお気に入りのようだ



エイザンスミレ



5mmくらい キクイゾウムシ系っぽい

キクイサビゾウムシだそうです (Special Thanks : Sodaさん)



う〜ん、だいぶ歩いたよ。 やっぱり虫影は薄すぎ…

アギトアリがいなかったら大惨敗な展開。


所用があるとのことで、Mさんはここでお疲れ様となった。



ゆたかさんと二人で歩く。






樹皮下からダニ 吸血するタイプっぽい



よく行くゾーンへ出た。

ここはけっこういろいろいる場所だけど、これまでの流れと同様に今日はサッパリ。

ウスキホシテントウをゆたかさんが撮影していたら歩いてきたらしい。






いいじゃな〜い



超ちっこいけど、ちゃんとシギゾウムシしてる



類似種が多いけど、たぶんウスモンチビシギゾウムシかと…



鼻を入れても3oないと思われる



ようやく小さいけど大物が登場。

もっといろいろいたらおそらく見つからなかっただろうね。

ゆたかさんのファインプレイ。


で、一服してトイレに行くというので、トイレ周りをチェックして中へ入ってみると…






用を足す前にちゃんと周りを見といてください!









やっと見れた!



マツヘリカメムシ



3月10日のお尋ね種、あっけなく見ることが出来ました。

暖かいし、なんとなく見れるかもとは思っていたけど…


日向へ移動させてバシっと撮る事に。






松の木じゃないのはご愛嬌で…









手乗り〜






いいね〜






これからはたまに見る機会もあるだろうけど、今日の所は満足できた。


Mさんから電話があり、アギトアリの所でルリシジミとコツバメがいたと…

ちょうど帰り道方面なので寄ってみる。






樹液を吸うヒオドシチョウ



フユシャク♀



同個体 シロトゲエダシャク



テングチョウ



ルリシジミは飛んでいたけど撮影できず、コツバメは見ることすらできず…

二人でゾウとマツヘリを楽しんだ分、Mさんだけがこちらで楽しまれた

という展開のようです。






トサカグンバイ









黒っぽいタイプの トビモンオオエダシャク

チャオビトビモンエダシャクでした



男前♪



いつもお世話になっている、川北さんからご指摘があったので訂正しておきました



多くない種とのことなので、男前ではないけど ボツだった画像を2枚追加しときます



歩いた距離と時間を考えたら、薄いもいいとこの寂しさだったけど、

いくつか良いものが見れたので結果的には充実した。

やっぱり春は遅れてるな… 4月になってからが本番だろう。


ゆたかさん・Mさん、またどこか歩きましょう。



ブラウザの戻るでお戻りください