〜 散策レポ 〜  東京・埼玉   15.4.6



散策レポ489 の続き…


みんなの元へ持っていき、撮影会が始まりました。

本当はここにいるはずのないヤツなので複雑だけど

これが現実なのでかっこいい容姿を堪能しよう。






アギトアリ



暗くてピンが合いづらい…






順番待ちの間にMさんが見つけてくれた。






アカシマサシガメ



今日は似た者2種を撮れた



最後に枝から降ろしてもう一度…






ごっつくてかっこいいね〜



大きく顎を開くショットを正面から撮りたかった






いてはいけないんだけど、いるもんはしょうがない。

幸いにもほとんど目にすることはなく、知る限りではここの一部でしか見れないので

勢力拡大することなく密かに生きていってもらいたい。






ノムラトビモンシャチホコ 昼間に見るとなんか新鮮






トイレ周りを見てみると、端っこの見づらい辺りにひょこっと…






わ〜お!



ワモンサビカミキリ



見たのはこれが2度目… 3度目だっけ?

雑魚扱いにしがちなサビカミキリ系だけど、こいつは個人的にレア度が高い。

すぐに触角を畳んでジッとしてしまうので手こずったけど、粘って何枚かはそこそこ撮れた。






ワモンサビカミキリ






上を向いてもらいました



枯れ枝に移動



愛嬌のある顔してんじゃん



アギトアリも良かったけど、こいつのおかげで充実できた。

帰り道も同じコースを通っていく。 何もいないかと思ってたけど…






行きにはいなかったよね



綺麗な春型



アカスジアオリンガ



手乗り〜 プルプルしているのでピンが…






今日は特に目標はなかったけれど、エノキがあればチェックすることだけは欠かさなかった。

観察レポでも何度かやっているけど、一度卵からやってみたいので。

Mさんが、「昨年幼虫が大発生してね…」 というエノキがそばにあるので案内していただいたら…






すんなりと見つかった



ヒオドシチョウの卵。

この蝶は一ヶ所にまとめて産み付けるので、とりあえずこのまま持って帰り、

孵化したら3つほど残してここへリリースしに来よう。 春の楽しみが一つ増えた。

その模様は、ヒオドシチョウ15 にて報告していきます。



今年最初の6つの目、体調に不安があったけど楽しく歩くことができた。

ゆたかさん・Mさん、お疲れ様でした。








明日から真冬並みの寒波がくるというので、今晩イボタガでも探しに行こうかと考えていたけど

夜になっても体調が微妙だったので諦めることに。


飯を食ってダラダラしていたら 『今から○○○行きます』 と川北さんからメール。

そこは今晩行こうと考えていた場所…

ならば、『合流しましょうか?』 と返すと電話が来て、「蛾LOVEさんも一緒です」 と…

けっこう前だけど、ちょこっとメールや書き込みなどでお話させていただいた若き蛾の巨匠。

「行ってもいいの?」 と聞くと大丈夫とのことなので、慌ててロキって出発。


現地に到着すると、すでにナイターが始まっていた。

昼に見たノヒラトビモンがたくさん飛来し、全国的にはレアというアトジロキリガもここでは雑魚扱い。

それでも、今日は薄いかもと聞きながら待っていると大きいのが…






イボタガ



あとは、シロヘリキリガ



アトジロキリガ ザコジロキリガと呼ばれていた(笑)



状況が変わらないので、川北さんと外灯を歩いてみるとエゾヨツメが飛んでいて

残念ながら入れないゾーンへ消えて行った。

あとは目立つものはなく、戻ってみるとイボタガがもう1個体来ていた。






これは綺麗な個体



年に一度は会いたい



大きさ的に♀っぽいかな〜と思ったのでしばらくキープ。

ナイターを終了して、近くのポイントへ移動。


お二方の本命は、私が昨年この近辺で撮影した種。

せっかく呼んでいただいたので、お役に立てればなぁと思っているけど…






シロヘリキリガ



ネスジキノカワガ



アカスジアオリンガ



サカハチトガリバ



アトジロキリガ? クロテンヨトウ?



やけに綺麗だった トビモンオオエダシャク



チャイロキリガ



白いタイプのシロヘリキリガ シロシロヘリと呼ばれているようだ



ホシボシトガリバ



スズキシャチホコ






巨匠二人の会話を聞いているとすごいね。 小さい蛾やシャクガ系の名前がスラスラと…

しかし、本命はというと無念にも現れず、ちょっと細い道を歩いて行ってみる。

そこも空振りで今日は諦めようと戻っている時に、電柱にくっついていた小さな虫が気になり

照らしてみると見たことのないヤツだった。

なんだろうと掴もうと思った時、蛾LOVEさんが 「レアなヤツっぽい」 と。










コブスジコガネ系



ヒメコブスジコガネのようです



居候が付いているのは、食生活が関係しているのだろう



けっこうレアな糞虫のようで、動物の死骸や古い鳥の羽などにも寄ってくるようだ。

採集する人は、そういうトラップを仕掛けて得るらしい。

画像では見たことがあったけど、これだけ何年も歩いていて実物は初めて見る。

蛾LOVEさん曰く、「今日の本命より嬉しいかも」 とのこと。

最後にちょっとお役に立ててよかったです。

本命も来てくれていれば完璧だったけど、巨匠お二人は時間の問題でしょう。


一年半ぶりにご一緒させていただいた川北さん、お初でしたけど蛾LOVEさん、

有意義な時間をありがとうございました。

また機会があったら、どこかでご一緒できれば嬉しいです。


 ※ キープしておいたイボタガは結局産まず… 身柄確保地点へリリースしました。



Unknown (蛾LOVE)
2015-04-08 17:49:51
先日はありがとうございました^^またご一緒しましょう!!卵産みませんでしたか。残念です^^;
Unknown (川北和倫)
2015-04-08 18:55:07
一年半ぶりでしたか・・・
佐藤くんと軽井沢行ったとき以来ですね

久々にご一緒出来て楽しかったです♪
件の場所にはよく出没することになると思いますのでまたご一緒しましょー!
蛾LOVEさんへ (まーく)
2015-04-08 22:22:10
こちらこそ、お邪魔させていただきありがとうございました。
どこかで見た似顔絵の雰囲気そのままでした(笑)
今度また機会がありましたら、ご一緒よろしくお願いします。
川北さんへ (まーく)
2015-04-08 22:26:58
硫黄の旅以来でしたっけ…
昨年はちょっとタイミングが合いませんでしたからね。

こちらこそ、お二人のトークが凄いので恐縮してしまいましたけど
楽しい時間をありがとうございました。
夜の山梨は行く機会がガクっと減るので、行ける時は参加しますです。
良かったですねぇ〜 (ゆたか)
2015-04-09 18:02:51
イボタガ、いましたか
綺麗ですね、昼間はどこにいるんだろう・・・
ヒメコブスジコガネも夜ならではの感じがします
そのうちシデムシに混じって見られるかもしれませんね
存在すら知らなかったけど
昼間あれだけ疲れたあとの夜・・・・真似出来ない
ゆたかさんへ (まーく)
2015-04-09 21:53:01
冬に鳥で回ってた近場でいました。
いつものコースでもいるらしいので、昼イボちゃんを見つけたいですね。
ヒメコブスジですけど、糞よりも死骸系や鳥の羽によく来るようです。
養鶏場とかに多いとか… 夜回りが楽ですね(笑)

確かに疲れていましたけど、真夏の方がもっとハードじゃないですか。
今年も無茶な企画についていきますよ〜!

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