観察レポ =アカボシゴマダラ=


11.6.18


本日、フィールドを歩いていて小さいエノキをチェック。

最近の散策では、エノキがあれば卵が付いてるかチェックしていた。

卵はなく、すでに幼虫の姿でご対面した。





この木には4個体の幼虫がいた。

どれも同じような大きさだったが、その中でも一番小さいのを連れ帰る。

卵からやりたかったけどしょうがない。 成長過程を楽しもうと思う。








11.6.22


昨日、脱皮したようだ。 3齢? 4齢? 記念に、脱皮殻も一緒に撮影。








11.6.25


早いな、四日で加齢した。 だいぶしっかりしてきたように思う。 これからはバリバリ食欲旺盛になることだろう。








11.6.27


今日の散策はアカボシっ子を連れ帰った場所に行ってきた。

この子を連れてきた時に兄弟は他に3個体いた。 1個体消えて、2個体が無事に残っていた。

でも、画像の幼虫は頭の右下が変色している。 寄生されてるのかもしれない。








11.7.2


昨日から下を向いて動かなくなっていた。 もう一回脱皮するんだろうと思っていたら蛹化しちゃった。

まだそれほど大きくなかったので油断した。 おそらく♂なんだろう。

気温の高い日が続くようになったので、5〜6日くらいで羽化すると予想。 変化があるまでそっとしておく。








11.7.7


蛹化から5日、蛹が黒っぽくなってきた。 今晩か明日には羽化しそうだ。





夕方前に休憩で戻りチェック。 用事を済ませたりして40分後くらいに見たら…









羽化はしたものの、これ以上翅は伸びませんでした。

いわゆる羽化不全というやつ。 落ちてはいないし、原因は不明…

お腹を見ると♀っぽいのが救い。

エノキで待っていれば♂が来てそのまま産卵することができる。

しばらく家で面倒を見て、仕事が落ち着いてきたら故郷のエノキに戻してやろう。



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