観察レポ =ドロハマキチョッキリ=


17.7.10


本日の散策で、青タイプのドロハマキチョッキリを発見。

ドロハマキチョッキリはけっこうたくさん見ているけど、この色は5年ぶり二度目。

個人的には、とってもレアな色なのだ。

この親が巻いているのなら、持って帰ってみようと思った。

♂も同色だったとは限らないし、両親が青だとしても必ず青タイプが出るとは限らないけど、

どんな色で出てくるか楽しみにしたい。







生態については意外と知らない。

年一化かなと思ったけど、調べたらそうらしい。

成虫越冬という事なので、遅くとも秋には外へ出てくるのか?

葉の中で蛹化・羽化して、春まで出てこないのか?

それとも、蛹化の際に土の中へ潜るのか?

卵は一個だけなのか? 複数産んでいるのか?

飼育のページがどこにもないので、やってみないと何もわからない。

そういうのも面白いので、解明したいと思う。





13.7.17


室内でケースに入れて加湿すると、必ずといっていいほどカビてしまうので、

定期的に外へ出して水をかけている。

なるべく自然環境に近づかせて管理していきたい。








17.8.6


葉はすっかり枯れたけど、現地のイタドリもこのような状況になっていたので問題ないだろう。

乾燥させ過ぎはうまくないと思うので、水やりは続けていく。

自然環境ではずっと雨だったり、大雨の時もあるだろうし、いろいろ考えてやってみたい。

外に出している時は、土に潜って蛹化のパターンだと気付かないうちに脱出されるかもしれないので、

その辺りの対策は万全にしておきたい。

とりあえず、中を覗かずにこのまま様子を見ていく。








17.12.29


年内での変化はなかった。

前回更新の頃から思っていたんだけど、

巻いてから産むのか? 産んでから巻くのか?

巻き終わってから産卵となると、産む前に確保した可能性が高い。

4月になっても変化がなかったら、葉を解体しようと思う。





18.4.15


冬を越して変化がなかったので、本日葉っぱを解体してみた。

一時間ほど水に浸けて柔らかくして… いざ!





結論… 何もなし。

やっぱり巻き終わってから産卵するっぽいね。

良い色のがいたら、その辺りも考えてまた挑戦してみたい。



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