観察レポ =ホリシャシャチホコ=


25.4.12


昨日、石垣島から拉致ってきたぷんぷくりんな幼虫。

もう少しで蛹化すると思われる。

こちらは、昨日現地での撮影。





アオシャチホコ系っぽいなと直感し、エゴノキにいたのでもし葉が足りなくなっても大丈夫と思い

持ち帰ったが、調べてみるとホリシャシャチホコのお子ちゃまで確定のようだ。

沖縄本島では一ヶ所で成虫をよく見かけるので、次回出会えたら採卵させようと思っていた。

なんちゃらアオシャチホコがよかったんだけどしかたないね。

石垣島にもいるなんて考えていなかったし。

寄生のリスクはあるが、羽化させてみようと思う。








25.4.15


発見時にかなりぷっくりしていたので、すぐに蛹化するもんだと感じていたが

未だに葉を食べている。

現地で葉を5枚ほど持ってきていたが食べ尽くした。

石垣島のエゴノキの葉は、異様なほどに大きかった。

木の幹の感じも違ったので調べたら、沖縄のエゴノキはオオバケエゴノキ(別名:コウトウエゴノキ)

と呼ばれてやはり違うみたいだ。

とりあえず、まだ食うのであれば対処しなくてはならない。

家の近くにある普通のエゴノキの葉を入れておき、食べてくれるのを願っていたら大丈夫そうだ。

いつか卵からやる予定でいる種なので、ちゃんと代用できるのがわかったのは収穫。

食樹に困ることはなくなったので、あとは無事にいってほしい。








25.4.16


一日で姿が一変。





しばらく放っておくと歩き出したので、マットに葉っぱを乗せて投入。

10分くらいして見たら潜ったようだ。








25.4.22


掘り起こしてみた。

マット内で繭を作っていて、もう蛹になっているだろう。

繭は暴かず、このままそっとしておく予定。








25.5.6


天井に何かがいる…





寄生されていなく、無事に羽化してくれてよかった。

約半月で羽化した感じと思われる。

おりてもらって数枚撮影しよう。










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