観察レポ =クスサン=


14.10.10


ヤママユガ科はこれまで数種やってきた。

一部の難しい種以外(ウチでいえば、食草からオナガミズアオとか)は、

普通種もやっていこうかなと思っている。

今年と来年で、ヤママユとクスサンのどちらかをやろうと考えていて、

先日クスサンの♀がいたのでこちらに。





拉致って移動中に産んでくれと思っていたけど願い叶わず…

しょうがないから家へ持ち帰るもなかなか産まず、野外で全部産み切ったのかと思っていたけど

8日になってようやく40個くらい産卵していた。

とりあえず 3つほど置いて残りは後日、もしくは来年孵化したら現地へ戻そうと思っている。







次回の更新は、来年の予定です。





15.4.17


結局卵は3つを手元に残し、残りは現地付近へ昨年のうちに戻しておいた。

さて、孵化はいつ?と待っているが、自然界では4月下旬から5月頃のようだ。

ヒメヤママユやウスタビガと比べると遅いみたいね。


この卵を産む段階で親は渋っていたので、もしかしたら無精卵の可能性もなくはないか?

とりあえず、いつ出てきてもいいように観察を強化していく。








15.4.27


本日、ようやく3個体一緒に孵化した。 無精卵ではなかったことをまずは喜びたい。









いろんな葉を食べる本種だが、一応コナラでやろうと思った。

しかし、自宅前のコナラは新芽がなく、柔らかめの葉を入れたけど食わないなぁ…

念のため、まだ新芽があるケヤキも入れて、このまましばらく様子を見てみる。





15.5.1


27日、やっぱり食わなかったので、夜中にサクラも追加しておいた。

1個体はちょびっと食ってるけど、他の2個体は何をやってもサッパリで、本日その2個体が落ちた。

孵化してからちょっと時間が経っちゃってたのが原因かな?

食っていた個体は一番小さかったので、最後に孵化した雰囲気だし…


残り1個体だけど、こいつも今日はジッとしていて動かない。

おそらく脱皮前なんだろうけど、そんな状況なのでちょっと心配だったりする。








15.5.7


結局、上の幼虫もそのまま脱皮せず…

そんなに弱いのか? 孵化から時間が経ちすぎたのかな?


近年中にリベンジする予定。



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