観察レポ =ムラサキシャチホコ=


16.6.14


遠征中の12日、ムラサキシャチホコの4齢幼虫を発見。

GWの前から、成虫か卵がないかクルミがあれば探していたけど見つからず…

結局こんな大きな幼虫との対面となった。


まず寄生されてるだろうなと思いつつも、もし無事に羽化してそれが♀だったら

昨秋は時期外れだったフェロモン作戦を実行してみようと思う。







本日帰宅して戻ると、終齢になっていた。

とりあえず、バリバリ食ってもらおう。








16.6.17


変なのはまだ出てこない。

もう寄生されているんだろうと覚悟している。

現地の葉を食いつくしたので、新しい葉を入れたらバリバリ食っている。








16.6.19


怪しい雰囲気極まりなくなってきました。

朝はバリバリ食っていたけど、昼にパタっと食べなくなり、その状況は夜まで続いている。

蛹化前なら、ムラサキシャチホコは死んじゃうんじゃない!?と思うくらいに変色する。

葉にぶら下がっている状態も、頭から首はダランと落としている。


変色はまだなく、食うはずの時期に全く食べず、そんな状況で静止しているのは… 決定的かな?

もうすぐ寄生蜂の幼虫がドバドバと脱出してくるのだろう。


画像ではシャンとしているけど、直前直後は首からダラーンとしている。








16.6.21


やっぱり…





しょうがないことなんだけどね。

微かな望みに期待して連れ帰ったけど、予想は的中してしまった。

これに懲りずに繰り返していれば、そのうち寄生されてないのに当たるだろう。

卵を発見するか、♀から産卵させるのが一番なんだけど、そう簡単じゃないからね…

またトライしてみよう。



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