テングチョウ11

観察レポ　=テングチョウ=
11.5.2 本日の散策で産卵中のテングチョウがいた。先日も産卵中に遭遇して若葉を見るも卵が確認できなかったが、今回はそれらしきものを発見。ちょっと小さい気もするけどおそらくそうだろう。　持ち帰って飼育観察してみる。

11.5.5 本当にテングチョウの卵なのかと不安にもなってきている。体が小さい蝶といっても、他のタテハに比べると小さすぎるし… とりあえず信じて観察を続けてみる。 3日経ち、卵が色づき始めてきた。　無事ならばそろそろ孵化するだろう。早く孵化してくれないと、この新芽が持つかどうか心配。孵化した時点で新芽があるポイントまで行ってとってこようと思う。

夜… ふとチェックしてみた。　孵化してるかというよりも、葉っぱの持ちはどうかなと。なんか卵が白っぽくなっていた。　ん？と思って容器を見てみたら、真ん中になんか異物が。よく見ると幼虫だった。

2mmあるかな？　ホント、よく見ないと幼虫かどうかわからないほどちっちゃい。糸を吐いていたようで指にぶら下がった。一瞬どこに行ったかわからなくなったが、違う指にぶら下がっていて一安心。こりゃヘタにいじると事故や行方不明になりかねないので、撮影はそこそこにして自宅付近で新芽をとり移動させた。 2時間後、うろちょろしだしたので撮影。　もう少し大きくなるまではちょっと心配だ。

11.5.7 ちゃんとエサを食っているようだ。まだまだ小さいけど、歩き方はしっかりしてきたように思う。今日、新しい葉っぱをとってきて移し変えた。　そろそろ2齢になるんじゃないかな？

11.5.8 昨日、エサを入れ替えて少し経ったらケースの底で動かなくなった。おそらく脱皮と思い、なるべく動かさずにそっとした。

夜中、寝る前にチェックしたら脱皮したようだ。　撮影は本日。これから少し毛が生えてくると思われる。　このまま順調にいってほしい。

11.5.9 昨晩に撮影。　小さすぎるので写しづらい。体長は3.5mmほど。　でも、これでも数日前よりも見つけやすくなった。なんとなく毛が生えてきて、だいぶ2齢らしくなってきた感じ。

11.5.12 ここ二日でグーンと急成長。　体長は6mmほどになった。ようやく蝶の幼虫ですって感じに見えてきた。

11.5.14 成長期に入ったのか、驚く程大きくなった。　体長は10mmを超えている。どうやら3齢に脱皮したようだ。

11.5.16 昨日は未明からずっと固まっていた。　脱皮の準備と思われる。予想通り、夕方には終齢へと変身。　頭部が緑になり、すっかりアオムシと化した。一週間後くらいには蛹化しているかもしれない。

11.5.19 昨晩、ケース上部で蛹化準備を始めた。先日の散策でテングチョウが蛹化ラッシュだったのでそろそろかとは思っていたけど、この幼虫は小さめなのでまだ数日先かと。

朝にはぶら下がっていた。

夕方、早くも蛹になっていた。夜かと思っていたけど、小さい蝶なので早かった。

見失いそうになるほど小さかった幼虫がここまできたことを思うとちょっと感動。 4・5日後くらいかな？　無事に羽化してほしい。
11.5.24 蛹化から5日が経過、まだ変化はない。小さい蛹なので、今日辺りには羽化するかなって思っていたけどまだみたい。色付いた感じもないので、あと2・3日くらいかかるかな？

11.5.26 ようやく頭から翅にかけて色付いてきた。これからどんどん変色していくだろう。　明日辺りに羽化かな？

11.5.27 昨日の画像はお昼過ぎに撮影。この画像（↓）は昨日の午後6時頃。　全身真っ黒になった。

今晩羽化すると見込んで、簡易ながら羽化スタジオを組む。しかし、ここからがなかなか変化しなかった。以下、報告を交えながら画像をお楽しみください。
午前0時30分頃　　色が白っぽくなり、腹部がくびれてきた午前2時10分　　腹部も白っぽくなっていく午前2時45分　　羽化が始まった午前2時47分午前2時58分　　思っていたよりも翅が伸びるのが早い午前3時13分　　約15秒間隔で、翅を少し開いたり閉じたりの繰り返し
蝶の羽化シーンは初めて観察することができた。次の日は出勤で1時頃から眠かったので、もう諦めて寝ようと考えていたり。とりあえず3時までは起きてようと…　間に合った。テングチョウは自宅近辺にもいるが、捕ってきた場所へリリースしようと考えている。数日後になるので、花やスポーツドリンクを薄めたものなどを与えてみる。昆虫ゼリーを吸ってくれれば助かるけど。産卵から羽化まで25日だった。無事に羽化してくれて、その瞬間に立ち会えたことを喜びたい。
11.6.4 羽化して一週間、正直大丈夫かなと思っていたけど、自宅近辺に咲いていたヒメジョオンと水分で元気だった。

昨日、生息場所へリリースしてきた。一枚撮ってすぐに上の方へ。　この子は結局一度も手に乗ってくれなかった。無事に羽化してくれたからいっか。

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観察レポ　=テングチョウ=
11.5.2 本日の散策で産卵中のテングチョウがいた。先日も産卵中に遭遇して若葉を見るも卵が確認できなかったが、今回はそれらしきものを発見。ちょっと小さい気もするけどおそらくそうだろう。　持ち帰って飼育観察してみる。

11.5.5 本当にテングチョウの卵なのかと不安にもなってきている。体が小さい蝶といっても、他のタテハに比べると小さすぎるし… とりあえず信じて観察を続けてみる。 3日経ち、卵が色づき始めてきた。　無事ならばそろそろ孵化するだろう。早く孵化してくれないと、この新芽が持つかどうか心配。孵化した時点で新芽があるポイントまで行ってとってこようと思う。

夜… ふとチェックしてみた。　孵化してるかというよりも、葉っぱの持ちはどうかなと。なんか卵が白っぽくなっていた。　ん？と思って容器を見てみたら、真ん中になんか異物が。よく見ると幼虫だった。

2mmあるかな？　ホント、よく見ないと幼虫かどうかわからないほどちっちゃい。糸を吐いていたようで指にぶら下がった。一瞬どこに行ったかわからなくなったが、違う指にぶら下がっていて一安心。こりゃヘタにいじると事故や行方不明になりかねないので、撮影はそこそこにして自宅付近で新芽をとり移動させた。 2時間後、うろちょろしだしたので撮影。　もう少し大きくなるまではちょっと心配だ。

11.5.7 ちゃんとエサを食っているようだ。まだまだ小さいけど、歩き方はしっかりしてきたように思う。今日、新しい葉っぱをとってきて移し変えた。　そろそろ2齢になるんじゃないかな？

11.5.8 昨日、エサを入れ替えて少し経ったらケースの底で動かなくなった。おそらく脱皮と思い、なるべく動かさずにそっとした。

夜中、寝る前にチェックしたら脱皮したようだ。　撮影は本日。これから少し毛が生えてくると思われる。　このまま順調にいってほしい。

11.5.9 昨晩に撮影。　小さすぎるので写しづらい。体長は3.5mmほど。　でも、これでも数日前よりも見つけやすくなった。なんとなく毛が生えてきて、だいぶ2齢らしくなってきた感じ。

11.5.12 ここ二日でグーンと急成長。　体長は6mmほどになった。ようやく蝶の幼虫ですって感じに見えてきた。

11.5.14 成長期に入ったのか、驚く程大きくなった。　体長は10mmを超えている。どうやら3齢に脱皮したようだ。

11.5.16 昨日は未明からずっと固まっていた。　脱皮の準備と思われる。予想通り、夕方には終齢へと変身。　頭部が緑になり、すっかりアオムシと化した。一週間後くらいには蛹化しているかもしれない。

11.5.19 昨晩、ケース上部で蛹化準備を始めた。先日の散策でテングチョウが蛹化ラッシュだったのでそろそろかとは思っていたけど、この幼虫は小さめなのでまだ数日先かと。

朝にはぶら下がっていた。

夕方、早くも蛹になっていた。夜かと思っていたけど、小さい蝶なので早かった。

見失いそうになるほど小さかった幼虫がここまできたことを思うとちょっと感動。 4・5日後くらいかな？　無事に羽化してほしい。
11.5.24 蛹化から5日が経過、まだ変化はない。小さい蛹なので、今日辺りには羽化するかなって思っていたけどまだみたい。色付いた感じもないので、あと2・3日くらいかかるかな？

11.5.26 ようやく頭から翅にかけて色付いてきた。これからどんどん変色していくだろう。　明日辺りに羽化かな？

11.5.27 昨日の画像はお昼過ぎに撮影。この画像（↓）は昨日の午後6時頃。　全身真っ黒になった。

今晩羽化すると見込んで、簡易ながら羽化スタジオを組む。しかし、ここからがなかなか変化しなかった。以下、報告を交えながら画像をお楽しみください。
午前0時30分頃　　色が白っぽくなり、腹部がくびれてきた午前2時10分　　腹部も白っぽくなっていく午前2時45分　　羽化が始まった午前2時47分午前2時58分　　思っていたよりも翅が伸びるのが早い午前3時13分　　約15秒間隔で、翅を少し開いたり閉じたりの繰り返し
蝶の羽化シーンは初めて観察することができた。次の日は出勤で1時頃から眠かったので、もう諦めて寝ようと考えていたり。とりあえず3時までは起きてようと…　間に合った。テングチョウは自宅近辺にもいるが、捕ってきた場所へリリースしようと考えている。数日後になるので、花やスポーツドリンクを薄めたものなどを与えてみる。昆虫ゼリーを吸ってくれれば助かるけど。産卵から羽化まで25日だった。無事に羽化してくれて、その瞬間に立ち会えたことを喜びたい。
11.6.4 羽化して一週間、正直大丈夫かなと思っていたけど、自宅近辺に咲いていたヒメジョオンと水分で元気だった。

昨日、生息場所へリリースしてきた。一枚撮ってすぐに上の方へ。　この子は結局一度も手に乗ってくれなかった。無事に羽化してくれたからいっか。

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