観察レポ =ツマグロヒョウモン=


11.9.6


本日の仕事中、道路の真ん中にツマグロヒョウモン幼虫が2個体いた。

昨年は♂が羽化したので、♀と思われる大きい方の幼虫を連れ帰り、もう1個体は垣根へ。

そこには前蛹がぶら下がっていた。





家に持ち帰り、しばらくすると入念に糸を吐き始めた。

夕方になってようやくお尻を持っていく。







夜8時過ぎ、無事にぶら下がった。

昨年同時期の幼虫は9日で羽化したので、これも9〜10日くらいと思われる。

まずは無事な蛹化を願い、寄生されていないことを祈る。








11.9.7


本日の夕方頃に蛹化と思っていたら、今朝起きたらすでになっていた。

蛹を見る限り、寄生は大丈夫そうに思えるけど…

数日後に点々が金ピカになったらまた撮ってみたい。








11.9.14


蛹化から一週間、順調です。

下の写真を撮った時にブルブルっと震えたので生きてます。

あと2・3日後辺りに羽化かなと思っているけど、最近暑い日が続いているので少し早まるかもしれない。

チェックは怠らないようにしたい。







夜、本当に早まりそうだ。 昼に比べて翅が黒く色付いてきた。

明日には羽化しそうだ。 ♀を期待したい。








11.9.15


昨晩寝る前には更に黒くなっていた。

朝起きたら羽化してました〜のパターンかな?





起床と同時に蛹に目をやる…





やっぱり… でも、羽化してまだ間もなかったようだ。

下にティッシュを敷いていたが、体液は出ていなかった。

仕事に出発し、昼前に休憩で帰宅。

見ると、同じ態勢でぶら下がっていたけど、気配を感じて飛んだので撮影タイムに入る。















希望通りの♀が無事に羽化してくれた。 ツマグロヒョウモンは♀の方が好き。

パンジーなどを仕入れて、今度は卵から観察してみたいと思う。



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