観察レポ =ウラナミアカシジミ=


17.5.7


本日の散策中、人工物を歩くシジミ系の幼虫を発見。

この時期にこんな所を歩いているのは、もうすぐ蛹になるための行動。

アカシジミ・ウラナミアカシジミ・ミズイロオナガシジミのどれかなのは現地でわかった。

持ち帰って調べてみると、ウラナミアカシジミの幼虫だった。

もうすぐ蛹化するので短い期間だけど、羽化までの様子を観察していきたい。










17.5.8


本日未明、場所を決めたようで蛹化準備に入った。





また撮影のしづらい場所に…

大きめの容器にしたのが失敗だった。


今晩か明日には蛹化していると思われる。

一枚は容器越しに腹側を。










17.5.9


本日未明、マメにチェックしていたけど、いつの間にか蛹化。







午後、改めて撮影。

幼虫時代の皮が下に落ちていた。





ちょっと透かしてみると…





何かがあるよね…

ちょっと嫌な予感がしないでもないけど、無事に羽化してほしい。





17.5.13


嫌な変色がないことから、無事に羽化しそうな気配。

角度的に、どう撮ってもわかりづらい状況になってしまう…








17.5.16


翅の部分がうっすら赤味を帯びてきた。








17.5.18


だいぶ赤味が濃くなってきた。

見づらいけど、腹側からも撮影。







夕方になると、さらに色付いてきた。

羽化は明日かな? 今晩羽化しちゃうかも?










17.5.19


昨晩10時頃撮影。





0時頃になると、腹まで赤っぽくなってきたので、寝る前に撮影しようと考えていた。

蝶の羽化は、朝になってからだろうと思っていたので油断した…







気が付いたらもう出ていた。

どうせなら、翅が伸びてない状態で気が付けばよかったのに…


まだ翅が乾いていないが、ちょっと歩いたので手に招いた。













しばらくカーテンで落ち着かせ、元の容器に戻しておいた。


午後、改めて撮影。

ちゃんと飛べたので、翅に異常はない。









シジミチョウ全般は小さすぎるので、今のところ卵からの観察は考えていないけど、

蛹化寸前の幼虫は、今後もチャンスがあればやってみたい。



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