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アイコン父に読ませてみた

11月19日(Thurs)*2009 | わんこ::ちんたろう

『星守る犬』を父に読ませてみました。
リビングの本棚に入れてるのを時々触っては表紙を見てまた戻すので、「それ読んだ?」と聞いたら「読んでない」と。

「おばばが通勤中に電車で読んで号泣して帰りの電車でまた号泣して、帰りに寄ったミスドでもまた読んで号泣したらしいで」
「なにー?涙が有り余っとるんか」
「感動するねんてば」
「(ペラッとめくって)漫画やん」
「15分くらいで読めるでー」

ちなみに「おばば」とは妹のことです。
いつの間にか我が家では「妹=おばば、私=おばさん、弟=おっさん」になってます。

例)「おっさんポットに水入れといてー」「おばさんにドーナツあげお♪」

みないな。
何故こうなったのかは未だによくわかりません(おぃ
変な愛称だけど慣れると気に入って来た。

横でパラパラ読んでた父ですが、ソファーに座って読み始めました。
そこへすかさずちんたろうがヒヨコのおもちゃをくわえて父の足元でプープー鳴らすので、父も「なんじゃベル(←ちんたろう)」と漫画に集中出来ない様子。

真剣に読んでくれ!!

と思ったので、ちんたろうを捕獲して部屋で歯磨きしてました。
ちんたろう、歯磨き嫌いなんだよなー。
歯ブラシじゃなくて指にはめて歯を直接キュッキュッてするやつじゃないと無理っぽいな。

暫くすると読み終わった様子。

「なあなあ、感動した?」
「いやー…せーへんかった。おっちゃんの方が可哀想やん」

らしいです。
まあ、父の目線から読んだらそうなのかもしれない…

この話のハッピーとお父さんの関係って、ちんたろうと父の関係とよく似てるんですよ。

誰かが外から帰って来ると玄関までテテテテテと走って行ってお出迎えするんだけど、父が帰って来たり部屋から出て来ると物凄いスピードで走って行って、尻尾が千切れるどころか吹っ飛びそうな勢いでフリフリするんです。

それで「キュッキュックゥ〜ン!!!」みたいな、よくわからない鳴き声っつーか、歓喜の叫びみたいな声を上げるんです。
まるでTMRのライブに行って西川君が登場した時に一気にテンションが上がって感涙しそうになりながらピンクの叫び声を上げる私のごとく…

ちんたろうがこんなんするのは父にだけ。
ちょっと…
いや、かなり悔しい(笑

どこの犬もお父さんが好きなのかなー。

私はこの先、もし家を出る事があったらちんたろうも連れて行くつもりです。
ちんたろうがいなかったら死ぬ!!
ってくらい、ちんたろうだから(何

でもちんたろうを父から引き離すとどうなっちゃうのかなーって考えたりもします。
ちんたろうが居るのが当たり前になってるからか、父も昔みたいにちんたろうをベタ可愛がりするわけでもないし。(喋ったりちょっと遊んだりはする)

だけどちんたろうは父が絶対的な存在みたいで、他の家族とは反応が全然違います。
ちんたろうは父と居る事が一番幸せなのかなあと思ったりもします。
一番可愛がってるのは私だと自信はあるけど、何か父に負けてる気分。

「犬って絶対飼い主裏切らへんねんでー」
「そうやで」

って会話を父としてたんですけど、父はちんたろうが居なくなったらどう思うんだろう。
前に一度居なくなった時はかなり寂しそうだったけど、居たら居たであんまり構わないんだよなー。

まあ私も趣味に没頭してる時あるし、そんなもんなのかな。
家を出る予定も今の時点では全くないんですけどね(笑

そんな事をぼけーっと思う夜でした。

うちの父は結構影響されやすい人なので、明日ちんたろうのおやつを買って来るとみた。
ジャーキーかな。
にくじわジャーキー。(だった気がする)

あと何だっけ、犬と10の約束でしたっけ。
そんな映画ありましたよね。
父はあれが見たいそうです。

私も見たい!!!!

DVDを買ってくれと言ってみました。
まんざらでもなさそうだったけど、買う様子はなかった…

でももし買ったら絶対一人で見るけどね!
映画見て感動したり悲しくて泣いてる姿を見られるのが恥ずかしいんだ…

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タグ:星守る犬

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