9月28日〜10月1日にかけて、島根の叔父(以下おっちゃん)の家に遊びに行って来ました!
そんなんで、超自己満足な長文日記です。
■9月28日(金)
午前11時前の新幹線に乗る予定だったんですが、余裕を持って行動したかったので何となく2時間くらい早めに準備をしてました。
そしたら案外時間に余裕があったんで、新大阪の駅のホーム確認しようとPCいじってたら8時半くらいにおっちゃんから電話が。
NHK見てたら新幹線が1時間以上遅れてるから、予定の新幹線だと新山口から益田までの山陰本線の特急に間に合わないと。
特急はスーパーおきって電車なんですが、一日に数本しか出てなくて、予定の時間を逃すといつ益田に着くかわからんと。
なので新幹線のチケットを1時間早めに変更してもらってとか、とにかく新幹線のチケット売り場に電話してどれが間に合うか聞いてみてとか、こんなこと滅多にないねんけどとか(略
そんなんいきなり言われてもわかるかああああッッッッ!!!(号泣
滅多に旅行へ行かない私は、新幹線のチケットとか時間変更とかなんのこっちゃわからんので、とりあえず荷物持って家を飛び出した。
電話で問い合わせてる暇なんかあるわけないっす!!
1時間早めるなら、とにかくマッハで新大阪に向かわなきゃいかん。
あっちに着いてからチケット売り場で相談すればいいんだあっ!!
しかし新幹線の遅れを連絡してくれたおっちゃんには感謝!
ちんたろうをモフりまくってから家を出る予定だったけど、私が荷物持った瞬間何かを察したちんたろうは、ベッドの下に隠れてしまいました。
奴は外に出るのが嫌いだから、どこかへ連れて行かれると思ったのだろう…
呼んでもベッドの下から出て来なかったので、涙を飲んで家を飛び出し、立ちこぎで自転車を飛ばし、駐輪所から駅まで猛ダッシュし、ホームでぜぇぜぇ言いながら死にかけてたらおっちゃんから電話が。
9時59分発の「さくら511」ってのに乗れば間に合うそうな。
調べてくれたのか…
ありがとう、おっちゃん。
しかし電話越しの私はぜぇぜぇはぁはぁ言ってたので、向こうは変態と電話しているような気分になったに違いない(´A`)
後から聞いたら私が家を飛び出した10分後、叔母が「さくら511」に乗れば間に合うと電話をくれたらしい。
電話に出たのは父だけど。
何か色々とカオスなバタバタっぷりだった。
梅田から新大阪はJRで行った方が安いし早いんだけど、JRは全く乗らないからホームがよくわからんのです。
こんな緊急事態に乗り間違えたら死亡フラグなんで、乗り馴れた御堂筋線で行きました。
しかし各駅停車がイライラするんだよな、地下鉄は…
それでも40分前に新大阪に到着。
よく頑張った、私!
地下にあったチケット売り場で「さくら511」の指定席に変更してもらおうと思ったら、指定席は空いてないのでグリーン席なら行けますと。
でも5000円くらい高くなりますと。
泣く泣く諦めて、自由席を狙う事にした。
混み具合がよくわからんけど、座れなかったら2時間しんどいよなあ…
と思いながら新幹線乗り場へ向かうと、別のチケット売り場が。
新幹線遅れてる影響で行列が出来てました。
時間まだあるし、ダメ元でもっかい指定席空いてるか聞いてみるか〜。
と思って並んでみた。
そしたらナイスなタイミングで、めちゃくちゃ遅れてた「のぞみ99」ってのがもうすぐ着くらしい。
これに乗ったら新山口からのスーパーおきに余裕で間に合うと。
しかも指定席が空いてるから変更も可能らしい。
ひゃっほーい!!
ダメ元で当たってみるもんだね!!(゚∀゚)
おっちゃんが心配して何度も電話とメールをくれてたので、無事にチケット変更出来たと連絡しつつ、割と余裕で新幹線に乗れました。
しかしアレですね、新幹線、かっこいいわ!
新幹線に乗ってる間、暇だったらどうしようと思ってたけど、一人って楽。
ぼけーっと風景眺めたり、ちょっとモンハンやってみたり、何やかんやしてたら新山口まですぐでした。
マイミクさんがよく使ってるチェックインも初めて使ってみたw
新神戸、岡山、広島等々、停車した駅ごとに意味もなくチェックイン。
それ以上に感動したのは「これが岡山!!」「広島、初めて見た!!今、広島を通過してるのね!!」って感じで、駅ごとにいちいち感動してました。
いやあもう…
田舎者丸出しだね!!
新山口の駅に着いたら1時間くらい余裕がありました。
せっかくだから駅の中をブラブラしてみた。
しかし小さいお土産売り場と喫茶店があるだけで、特に何もない。
どうせなら外に出て山口県の大地を踏んでみたかったぜ…!
スーパーおきに間に合うとわかった瞬間、急にドッと疲れたんで、お土産売り場に売ってたオロナミンCを買って、ワイドショーが流れてるテレビを見ながら飲みました。
オロナミンC飲むの久々だけど、相変わらずウマいな。
スーパーおきに乗り換える通路が素敵でした。
壁に花が飾ってて、天井には何個も風鈴が。
風が吹くと「チリ〜ン…チリ〜ン…」と鳴って、なんかもー凄く気持ちが良かった。
爽やかな夏。
いや、もう残暑通り越して秋寸前…
ホームも可愛かったんですよ。
レトロだ!
思わず写メってしまった。
スーパーおきは2両編成で、こんな短い電車乗ったの初めてだったからウキウキでした。
しかし私の席の窓際に、大嫌いな虫が…!
3cmくらいの、トンボと蚊を合体させて赤くしたようなキモい虫が飛んでいて、そいつがこっちに来て鞄に引っ付いたり足元に飛んで来たり…
せっかくまったりしてたのに、そいつのせいで最後の方は気が狂いそうでした。
いやもう、まじで。
幸い横の席は誰もいなかったんで、そっちに移動。
ところが、それでもこっちに飛んで来た。
見回りの車掌さんに「虫がいるので別の席に移動していいですか?」って聞こうと思ってるうちに、益田に着きました。
その頃には変な汗と恐怖の心臓バクバクで、えらい疲労感が…
もうね、まじで死ぬかと思った。
本気でキモかった…(どんだけ)
げっそりしながら電車を降りて、何となく顔を上げたら改札の向こうで叔母が手を振ってました。
おおお!!
戦場から帰還してお出迎えされた兵士の気分だ!!(何
相変わらず可愛い叔母のところへ飛んで行きました。
「心配したよー!無事に来てくれて良かったー!^^」
「もう、めっちゃ大変やったわー!><」
などと言いながら、叔母とキャッキャしながら駐車場へ。
買い物してから帰ろうって話です。
車でちょっと行った所に「イズミ」ってスーパーがあるんですが、看板には「YUME」って書いてるのに何故イズミなんだ…
と、心の中で何度も突っ込んでしまった。
YUMEと書いててもイズミらしい。
いや、ゆめタウンとか何とか言ってたから(略
まあ、どうでもいいんですけどね!
そこでお目当てのお寿司と、何か色々買って帰りました。
叔母は連日ご馳走作ってくれる気満々で、買い物しながらニヤニヤしてしまった(おぃ
益田駅周辺は結構何でも揃ってて、ケンタッキーもユニクロもヤマダ電気も何でもありました。
マンションもあった気がする。
でもおっちゃんと叔母の家は、山方面に車で30分くらい。
途中から本当に何もない。
ガチで何もない。
あるのは自然と畑、ポツリポツリと家があるくらい。
車がないと絶対生活出来ないね〜って話をしつつも、外見てたら海が見えた。
海ですよ海!
こっち側の海の水は綺麗なんだよーーー!!
何もないと言いつつも、自然が多くて気持ち良い。
この辺の家の屋根は赤茶色の「石見瓦」で出来てます。
どの家も屋根が赤茶色。
自然の緑と屋根の赤茶色が、いい感じで映えてるんだなー。
何か可愛い。
おっちゃんと叔母の家は人里離れた所にポツンとあった。
家の周りはお花畑レベルの気合いが入ったガーデニングと、野菜畑。
どっちも叔母の力作。
横には神社が隣接してて、目の前は一面畑。
素敵だ!!!
元々ここは荒れ地で何もなかったそうです。
そこに大阪から帰って来た叔母(島根県民)とおっちゃん(大阪人)が家を建てたのです。
ガーデニングも自分で石を集めて庭にして、畑も同じく自力で作ったらしい。
昔からこの辺住んでる人は、荒れ地が綺麗なお花畑になっていたので驚いたそうです。
叔母は可愛らしい外見なので一見お嬢様に見えるんだけど、中身は男前でサバイバルで何でも自力、生活力満々なのです。
このギャップがまたイイ!
家に入ったら予想以上に広かった。
私が想像してたのは、和式トイレで昔ながらの民家って感じだったんだけど、全然違ってた。
「どこの旅館だよ?!」
ってくらい綺麗だった。
叔母は木が好きなので、木の素材がふんだんに使われてました。
かなりインテリアにこだわってる。
だからと言ってゴテゴテしてるわけでもなく、和柄の布でカーテンやのれんが手作りだったり、窓際には綺麗な色の日本酒の瓶を置いて光を集めて楽しんでたり。
壁紙もこだわってて、イギリスの何か有名なのを取り寄せたとかなんとか。
それを叔母が自分で貼ったらしい。
部屋も広々してるし、家の中が開放感でいっぱい。
トイレも風呂もうちの家の倍くらい広い。
私用の部屋も旅館の客室みたいで、とにかく和風ナチュラルな感じが素敵過ぎて感動した。
ゴテゴテしてないのがとってもいい!
これと比べると、うちの家ってどんだけゴチャゴチャして狭いねん。
と思ったりしてねえ…
「ちょっとその辺散歩して来る?海も見えるよ〜」と言われたので、おっちゃんが帰って来るまで家の周りをぶらぶらする事に。
9月末なのにツクツクホウシが鳴いてました。
大阪じゃ聞こえない。
ちょっと歩いたら海が見えた。
土田海岸です。
旅館があって、土田海水浴場がある。
この風景を眺めてるだけで気持ちが良かった。
海の音も聞こえるんですよ。
空気も清々しい。
ちなみに隣接してる神社の方へ行くと竹やぶ。
おじそうさまがポツンと立ってて、おっちゃんの家からも見えます。
顔が可愛いので叔母のお気に入りです。
竹やぶ方面から見下ろしたらこんな感じで、石見瓦が可愛い。
この辺の家はみんなこんなんです。
画面右側は花がいっぱい。
手前は叔母が野菜栽培している畑。
もうマイナスイオンでいっぱいです!
マイナスイオンまみれだー!!(゚∀゚)
あまりに夢中でうろうろしてたら、叔母が心配して迎えに来ました。
そして一緒に帰宅。
お腹減ったんでピザを焼いて食べたんですが、叔母が栽培した新鮮なピーマンをトッピングしてもらったら超ウマかった!
生でも平気だ!
テレビ見ながら叔母と喋ってたらおっちゃんが帰って来た。
「かんとくちゃん、髪の毛そんな色やっけ?」
「いやあ、これはなあ、ここ来る前に美容院行ったら(略)…で、染めたらマシになってんけど髪型が変やねん」
「そうやったんか。一瞬誰かと思ったわ」
などと話をしつつ、叔母と「美容院で失敗すると嫌よねえ〜」な話をしつつ、晩ご飯はご馳走でした。
というか、私からすると全部ご馳走だったw
やっぱり人が作ってくれたご飯は美味しい!!
おっちゃんが作った梅酒もウマかった!
ウォッカベースのが特に!
何か手伝った方がいいかなぁと思ったけど、お言葉に甘えて何もしなかったぜ!(おぃ
夕食後は地図見ながら、明日は津和野と萩とどっちに行こうかって計画を練ってました。
津和野は和紙が有名で、萩は萩焼が有名で、どっちも伝統工芸なんで興味あるだけに悩んだ。
バームクーヘンみたいな断層の須佐ホルンフェルスは、叔母のリクエストで決定。
私は津和野と萩でかなり迷ってたんですが、叔母が「萩に美味しいご飯食べれる所があるよ」と言うので、その一言で萩に決めました(エ
食欲には勝てん…!
枕が変わって寝れなかったらどうしようとか地味に心配してたけど、布団がまた気持ち良くて寝転がった瞬間爆睡。
酒が入ってたせいもあるけど。
そんな感じの初日でした。
『島根旅行・2日目』へ続く。
http://www.isonly.net/~henyo_ru/cgi-bin/boyaki/diary.cgi?no=394