〜 散策レポ 〜  山梨   15.6.8



散策レポ507 の続き…


どんよりとしてきて、冷たい風が強くなってきた。

たくさん撮らないと、けっこうな数のブレ写真で…

ボツになった虫もいくつかいた。






まだ羽化して数日といった感じ



ダビドサナエ♀



今日は♀ばかり 晴れればもっとたくさんいるんだろうけど









おまえも乗せてやるよ(笑)



ご満悦かい?






人のことは言えないんだけど、皆さんよくちっこいのを見つけるなぁ(笑)






寒くなってきて、細かいところまで見る元気がなくなってきた



お二人のどちらかが見つけたゾウムシ

俺だ俺だ俺だ〜!と ゆたか氏から申告がありました



これは ウスモントゲトゲゾウムシでよさそうだ



たま〜に見かける ジュウジクロカミキリ






気温は何度だろう? これからもっと高い所へ行くのに大丈夫か?

一番奥をザッと見てみる。






たまには撮ってあげよう アオハムシダマシ



エゾハルゼミ



おなか〜



ウンモンテントウ



今年も会えたね



ここも標高は高そうだけど… 無難に、ムネアカクロハナカミキリとしておこう



エゾハル♀






さて、さらに標高を上げて、このゾーンのメインのハムシポイントへ。

ゆたか氏が見たのは20日ほど前で、秋には新成虫が出るらしい。

もしかしたら、すでに幼虫期に入って成虫はいないかもしれないけど…

広大な山で、たったの数本しかホストの木はないらしい。

それを一本でも見つけて、しっかり撮影されているゆたか氏もすごいよね。



ここ、車を降りたらめっちゃ寒い。 12℃だったとか…

八重桜も咲いていたり、雰囲気的に季節はまだ春って感じ。

さてさて、成虫はいるでしょうか? 寒くて震えながらも歩いて行き、ホストの木に到着。

一見何もいないようなので細かく見ていくと、ちょっと上の方だけどパッと目に入った。










成虫いたね〜



手の届かない場所だけど、それなりに大きいのはわかる。

この写真がそこそこ撮れたので、皆さんが撮影している間に他の個体を探しに行く。

なかなか見つからず、Mさんから 「落っこちた」 と…

落ちたのを探してみるけどわっかんないね…

こうなったら意地でも他の個体を見つけよう。






ちょっと黒っぽい雰囲気の個体が見つかった



色が薄いのかな?



暗いのでストロボ使用



交代している間に、さっきみたいな紋の大きいのを探してみると…






あちこちに卵があり…



孵化した幼虫もちらほら…



みっけたよ〜!



うん、いいね〜



ヤマトヨダンハムシ



めったに見れるもんじゃないので、いろんな角度から撮っておこう



葉を食べだす









さっきの黒いのも落っこちたようで、並べて撮りたいのでさらに探してみる。

といっても、この一本しかないので、ほとんど見たつもりなんだけど…






全体に赤いアカハネムシ



黒っぽいのを発見



だいぶ違うね 大きさも違う



おっ、仕掛けた



合体









大きさでそうかなとは思っていたけど、小さい黒っぽいのが♂なんだね。


秋には見れると思っていたけど、今日は正直どうかな…だった。

でも、数個体ながらも見ることが出来てよかった。 ゆたかさんに感謝!






カバノキハムシ



別個体 ♂は黒っぽいみたいね



ミドリヒゲナガ 色が出ない…



モンキチョウも寒すぎて…



最大の目標が達成されたので、一気に下界へ下りていく。

この道中は暖房をガンガンに入れたよ…



下界は気温20度ほど… ホッとする。 下界といっても山地だけど。

まだ時間もあり、晴れは期待できないけど雨は大丈夫そうなのでもう少し歩く。

以前一人で少しだけ歩いた場所。 その時は良い印象がなかったけど…






このタイプ、以前も撮って ウスキホシテントウの黒化型としたけど… 真相は?



ついでに解明できればと、その時の画像を二枚貼っておく 元画像は、散策レポ385(13.5.28)



ちなみに別個体 ムツキボシテントウなんてのもいるようだけど…

はっきりわからないけど、学名 coccinula quatuordecimpustulata のようです

ジュウシホシテントウになったようです




キバネツノトンボ



トビサルハムシ



標高の高い所でもチェックしていたけど、ここでもオニグルミがあればチェックしていた。






えっ、もう幼虫なの? おそらく2齢



もしやと思ってキープはしたけど、違うだろうなと思ってた



クェ---ッ! 食樹や白い紋が入ってることから、バイバラシロシャチホコのお子さんと思われる



卵… ムラサキシャチホコはあまり大きくないので、こんな大きいのはまず産まないだろう。

しかも、上部に点線っぽいのが見えるが、これはカメムシの卵の特徴のような…

それでも万が一のことがなくもないのでキープしておいたけど、後にゆたか氏が栗の葉で

同じものを見つけ… 自信をもって元の位置に戻すことができた。






ヒオドシチョウ 今年は多すぎ?



アオクチブトカメムシ



トゲアリども



門番ども



トゲヒラタハナムグリ おケツが写ってない…



ここもなんだかんだで楽しめた。

ムラサキシャチホコの幼虫は2個体いたので、観察レポ でやっていきます。


朝早くから夕方まで、ゆたかさん・Mさん、お疲れ様でした。



今晩は後輩君の所へ遊びに行くので、暗くなるまでここで仮眠する。








結局0時までくっちゃべってた。 行くと長いんだよな…

夜8時前から降り出した雨は本降りとなり、夜回りしながらと目論んでいた私は玉砕。

でも、某駅だけはちょっと寄ってみたい。






ここが住処?



カバイロモクメシャチホコ



別個体



タイリクかな? クロスジヘビトンボ



ちょっとらしくない止まり方のエゾスズメ



ちょっと探していたものがいたんだけど見当たらず…

代わりにといってはなんだけど、個人的には小さい大物がいてくれた。










ゴホンダイコクコガネ



よし、今日はこいつを最後にプチ特集して終わろう。






いいねいいね〜






いろんな角度から…






余計なものがくっついてるのはご愛嬌






シュワッチ



落下…



もう一度手に…






もう疲れ切りました。

家に着いたのは、昨日起きた時刻でした…



Unknown (u)
2015-06-12 08:20:39
朝帰りだってんですねΣ(゜Д゜)若いなぁ…

テントウムシみたいな子なのに…
テントウムシではないのですねΣ(゜Д゜)
と 驚きです
って…背中に点がある子は テントウムシだと思う私なので…
奥が深いんですねー

こちらでも 色んな子たちがうろうろしはじめてます(笑)
日々 どきっと驚かせられる事も 多くなりました(  ̄▽ ̄)

指??が五本あるから ゴホン…なのでしょうか…
おおっ(*´ー`*) 可愛いと思う様になった私です(笑)

本格的に散策シーズン突入ですね♪
散策レポで 私も気分味わわせて貰いますー
おつかれちゃぁ〜ん! (ゆたか)
2015-06-12 20:50:43
ゴホンダイコク!
いいですねぇ〜
あの小ささでこの迫力ですからね!
私もまた見たいです(^^)/
今回も初見種多かったですね!
あっ、ゾウムシ発見者は私です(*^^)v
uさんへ (まーく)
2015-06-12 22:59:42
朝帰りだってんですよ(笑) 
次の日以降に堪えますね… もう若くないです。 

やっぱりテントウムシに見えます? 
よくそんな記述を目にします。 
テントウムシは食べても苦くてマズいようで、それを利用してテントウムシに
似た姿をしてる(擬態)虫が結構多いです。 
あと、指じゃないけど5本で正解です。 

そちらは雨で大変でしょうけど、時期的にはそろそろバッチリですね。 
被害が出ない程度に降って、私が行く頃には晴れでよろしくですよー! 

散策レポのコンセプトは、『歩いた時の雰囲気を少しでも伝えられれば』 ですので、そう感じていただければ嬉しいです。
ゆたかさんへ (まーく)
2015-06-12 23:02:21
まだ疲れが取れません(苦笑) 

ゴホンダイコクはたまに見ますけど、いると嬉しいですね。 
普通のダイコクコガネはもっともっと大きいらしいので、いずれみんなでう○ちをほじくりましょうか(笑) 

ゾウムシ… 了解です。 
申告があったので追記しておきます(笑)

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