よもやまばなし


ここではちょっとした疑問、どうでもいいようなこと、過去の体験談などを気まぐれに書いていきます



【自宅近辺にフクロウ?】 23.10.12



未明、自宅の玄関を出ると、ちょっと離れた森林地帯からフクロウ系の鳴き声が。

調べてみると、ノーマルのフクロウの声だった。

夜中の山で、ガードレールと電線に止まってるところと、外灯に落ちている虫を食べに

おりている姿の三回しか目撃していない。

電線のは、証拠画像にもならない写真を撮ったことがあるけど。


まさか自宅でフクロウの声を聞くとは思わなかった。

しかも秋に… 初夏とかのイメージだけど。

記録ということで一応書いて、データを残しておきたかった。

何回も鳴いていたけど、どう聞いても『ゴロスケ』とは聞こえん…









【観察レポ強化したい】 23.3.17



ここ数年、強化したいな〜と思ってはいるものの、なかなか種数が増えていない。

蝶はある程度やってきているので、やりたいと思うのは少なくなってきているけど

モンキアゲハは羽化させていないし、ミカドアゲハはなかなか機会がないけどやってみたい。

キアゲハも、もう一度しっかりやりたいとは考えている。

あとは、タテハ系でいくつかいるけど、シーとかエルとかキベリとかうまく産卵時に巡り合えば。

ジャノメ系も少しやってみるかも。

どうもシジミ系は気が進まないので、今のところは予定ありません。


それに比べ、蛾だと確保して採卵できるものが多い。

♀さえ見つければチャンスは出てくる。

スズメガ系はまだまだやれそうなものがあるし、シャチホコ系は進んでやりたいと思っている。

シャクガやドクガも魅力的なのがいるし、他も機会があれば今年は一旦確保をしてみたい。

当然、簡単に手に入る食草の種に限るけど。


さてさて、これからもっと充実させることができるでしょうか… 頑張ってみるつもりです。









【図鑑風ページ】 23.1.30



6月に、沖縄の蝶とトンボだけで仮オープンした図鑑風コーナーですが、オフシーズンのうちに拡充の予定。

1月中旬から作業を始めようとしました。

しかし、どうせなら全国版にしちゃおうじゃないの!ということで、時間がある時に進めております。

ずっと前から構想はあったのですが、写真が膨大過ぎて避けて通っていました。

今冬、ようやく重い重すぎる腰を上げました。


作業初日で早くも嫌になる…

時間はかかるし、振り分けが大変すぎる。

やっぱ今年も先延ばしにしちゃおうかな〜とちょっとよぎったけど、数年計画にすればいいんじゃね?

一気にやるとめちゃくちゃ大変なので、今年はすでにある蝶とトンボを全国版に。

他に、負担が多くなさそうないくつかのグループだけ先行して掲載の方針です。

ただ、その他のグループを個人的には多くしちゃった感じで、やっぱり時間も負担もかかります。

それでも、考えていたよりは進んでいるかな〜といった現状。

早ければ、2月中旬くらいにはお披露目できるかもしれません。

3月中旬までに終わらないと、散策シーズンが本格化してくるので、今やってる作業はまた冬まで先送り。

そんなわけで、時間がある時は無理してやっております。


蛾や甲虫類は種類が多すぎるので、いくつかのグループは来年以降に作業の予定。

蛾は一部の科のみ、甲虫はコガネムシ・カミキリ・ゾウムシ・タマムシなどは今回無理です。

お気に入りのものやあまり見られないものに関しては、別添え的に多少UPするかもです。

蛾・甲虫ファンの人にとっては、今回は少し物足りなくなるかもしれません。

といっても、完全に図鑑っぽくするつもりはないので、期待外れな内容になったら申し訳ございません。

今出来ている沖縄の蝶とトンボのコーナーのような感じの全国版です。

図鑑っぽくないので図鑑風… ご理解ください。


かれこれ散策レポとしては20年歩いているので、いろんな所へ行ったりいろいろと見れたりしています。

他のサイトではあまり見られないようなヤツらがそこそこ登場すると思います。

見やすさは重視していないので、見づらい作りになってしまうと思いますけど、レア種もいるのは見所です。


あと、同定しきれていないのを集めたコーナーも一緒に作成しているので、これ知ってるよ!って人は

教えていただけるようご協力お願いしたいです。 ←是非とも!


あっ、こんなのも撮ってたっけ〜と懐かしく、作業をしながら楽しんでいます。

楽しんでるということは、作業は順調に進むと思われます。

2月中旬には、全国版の仮オープンができるかな〜と見込んでいます。 
たぶんですけど…


   ※ 2月11日に仮オープンしました 現在、もう少し作業を追加して作成中です









【気のせい】 22.8.27



7月下旬頃のニュースでやっていた。

今年は蚊が少ない』と…

ウチじゃ例年通り… いや、例年以上に食われているように感じているんだけど。



8月初めのニュースでやっていた。

今年はセミの声をあまり聞かない』と…

ウチじゃ7月10日頃からうるさいくらいに鳴いている。

ほぼ例年通りにやかましい。



結論、全部気のせい気のせい!









【仮オープン】 22.6.1



過去に書いたことがありますが、先日図鑑風ページを仮オープンしました。

図鑑風としているのは、過去の記事で説明しています。

まずは、よく行く沖縄方面の生きものたち。

昆虫を中心に、鳥や爬虫類・両生類なども掲載しようと思っています。

ただ、散策シーズンはこれからが本番になりますので、晩秋になってから本格作業をしていきます。

しばらくの間は、蝶とトンボのみになると思われます。


いずれは、日本全国の図鑑風も着手したいですけど、データが膨大にありすぎるので完成は数年後でしょう。

ってか、途中で心が折れるかもしれないので、完成できるのかどうかも…

その前に、当サイト閉鎖も考えられるので、期待せずにお待ちいただければと。









【当サイト撮影済 昆虫50音】 21.12.13



アカシジミ・イシガケチョウ・ウスタビガ・エゾゼミ・オオムラサキ・カラスアゲハ・キアゲハ・クジャクチョウ・ケラ・コツバメ・

ササキリ・シンジュサン・スミナガシ・センチコガネ・ソーンダースチビタマムシ・タガメ・チャドクガ・ツノトンボ・テングチョウ・

トゲナナフシ・ナガメ・ニイニイゼミ・ヌバタマハナカミキリ・ネキトンボ・ノコギリクワガタ・ハンミョウ・ヒグラシ・フジハムシ・

ヘビトンボ・ホシミスジ・マドガ・ミミズク・ムカシトンボ・メスグロヒョウモン・モモスズメ・ヤマサナエ・ユウマダラエダシャク・

ヨモギハムシ・ラクダムシ・リンゴシジミ・ルイスクビナガハムシ・レロフチビシギゾウムシ・ワモンサビカミキリ…


撮影済みのものを50音順に並べてみたけど、『ヲ』と『ン』はないとして、残念ながら『ロ』だけがいないじゃないか。

そもそも、『ロ』から始まる昆虫自体がほとんどいない。

50音制覇は達成されなさそうだ。


ちなみに、濁音まで入れてみると…

ガムシ・ギンヤンマ・グミチョッキリ・ゲンゴロウ・ゴマフカミキリ・ジャコウアゲハ・ズグロキハムシ・ダイミョウセセリ・

ドウガネブイブイ・バイバラシロシャチホコ・ビロードハマキ・ブドウスズメ・ベッコウトンボ・ボクトウガ・プライアシリアゲ


ザ・ゼ・ゾ・ヂ・ヅ・デはおらず。 デーニッツハエトリだったら撮ってるんだけど、一応昆虫だけにしているので。

さすがにパ行は厳しい…









【スズメガ科の産卵形態・2】 21.3.6



5年前にも書いたことだけど、未だに正解がわからない。

スズメガ科には、スズメガ亜科・ウチスズメ亜科・ホウジャク亜科の三つに分けられている。

ウチスズメ亜科は、オオシモフリスズメがケースでも野外でも止まって産卵していたし

ウチスズメやウンモンスズメが固めて産んでいるのを見ている。

ホウジャク亜科は、キョウチクトウスズメやホウジャク数種、オオスカシバなどが

飛翔産卵しているのを見ている。

スズメガ亜科は果たして…?というのが5年経っても謎のままだ。


実際にスズメガ亜科で卵を見た種は、今のところシモフリスズメだけだ。

シモフリスズメの卵は数回見ているけど、固まってはおらず、一つずつ点在していた。


ホウジャク亜科のキョウチクトウスズメと、スズメガ亜科のクロメンガタスズメは観察レポで♀が羽化した。

産卵させようとしたけど、交尾もせずに死んでしまった。

クロメンガタスズメの場合は羽化時期がズレて、♀の羽化時に♂がかなり弱っていたのが原因だろうけど。

気になる点は、この二種は未交尾で産卵しなかったこと。

ウチスズメ亜科のオオシモフリスズメは、未交尾でも死ぬ前に大量の無精卵を産んでいった。

サンプル数が少ないので、たまたまという事も考えられるけど、その可能性もあるということだ。

無精卵を産まない点、固めて産卵しない点を考えると、スズメガ亜科も飛翔産卵をするんじゃないかな?


スズメガ亜科で卵からやってみたい種は、クロメンガタスズメ、エゾシモフリスズメで

食草的にはヒメを含むサザナミスズメもやってみていいかもしれない。

なので、野外で♀を見つけたら、ただケースに入れておいても産まなさそうなので

一旦キープして、大きめのケースに食草を入れて産ませるのがベストかなと。


ホウジャク亜科もこのやり方でなんとかいけるかもしれない。

やってみたい種がホウジャク亜科だとたくさんいる。

リュウキュウオオスカシバ、ハネナガブドウスズメ、イブキスズメ、ベニスズメ、コスズメ、セスジスズメ

キイロスズメ、ビロードスズメ、ミスジビロードスズメ…

今後機会があれば、いろいろと試していきたい。








【幼虫の天敵】 20.9.16



蝶などの幼虫を観察・飼育していると、いろいろなことがあります。

初めて判ること、意外な生態、感動・挫折などなど。

今回は、幼虫から見た天敵について。


前にも書いたことがあるけどヤドリ系…

野外を歩いているとよく目につくけど、自宅で観察していても遭遇することはある。

ヤドリバエは、直接幼虫に卵を産み付けるのと、食草に産卵して、それを食べて体内に侵入するタイプ。

両方とも厄介だけど、食草に産み付けるというのは勘弁してほしい。

見た目的に全く変化が見られず、蛹になって羽化を楽しみにしていたらなんか変?って感じで…

何度かやられたので、今では食草を与える際は入念に洗っている。


我が家では数回しかないけど、寄生蜂も怖いよね。

幼虫から小さいのがうじゃうじゃ出てきて隣で繭になる…

これは野外だけど、ヒオドシチョウの蛹に大きな蜂が産卵しているのを見た。

中を食って、あの大きな蜂がそのうち出てくるんだろう。

寄生蜂に関しては、野外の幼虫を持って帰ると高い確率であり得る事態。

なので、なるべく卵からの観察をしたいんだけど、卵からめっちゃ小さな蜂が出てくることも何度かあった。

産みたてじゃなきゃ安心できないということだ。

それを踏まえて、葉っぱを裏まで入念に洗い… これでほぼ寄生からは免れる。

これでも100%とは言えないけどね。


自宅ベランダで開放観察する時も、油断はできないというか危険がいっぱい。

数年前は、スズメが食っていくということがあった。

昨日のことだけど、カマキリが終齢の幼虫を食っていた。

これは、勝手に育てと放置していたナミアゲハだったんだけど、下を見ると体液が多いので残骸が無残に…

あと、捕食シーンは見ていないけど、幼虫の数が少なくなったと思ったらアシナガバチが来ていたということも。

他にもサシガメだったり、クモだったり、野外は危険だらけだ。


食樹を購入、野外で食草を調達して土を持って帰る。

これでアリにやられたことが何回か…

小さい幼虫はすぐに持ち去られ、大きめの幼虫でも少しずつダメージを与えて、弱ってきたら一気にいく。

アリが小さいとなかなか気づかないことが多いので、異変が起こってからでは遅いんだよな…


最近は、いろんなことを想定して観察しているけど、それでも不測の事態はなくならない。

まだまだ詰めが甘いということだね。

「一番の天敵はあなたです!」と言われたら、返す言葉もないので言わないで…








【図鑑風ページ】 20.4.29



今後の話になりますが、WEB図鑑的なページを作る意向があります。

別サイトで作ろうと考えていましたけど、スペースを探すのにそうとうな苦労が予想されるため。

たのしくいこっかを現スペースでお借りするまでがとても時間がかかり大変でした。



図鑑的といっても、一つ一つ丁寧に解説しようなんて思っていません。

個人的な同定に役立てるのが主目的です。 なので、あくまでも図鑑風です。

現在同定作業をするのに、いろんなサイトや本を探し回るのですが、これがけっこう面倒なのです。

時間はかかるし、あやふやだったりしていくつも探して見比べたり。

自分が役立つ感じで作れば、他の人にも参考になるでしょうし。



サイトでもそうだし、本の図鑑でもそうですが、違和感があることはよくあること。

例えば、見られる時期が4〜6月とかって出てますよね?

そんな虫が10月に見られたりすることってけっこうあります。

秋に新成虫が出て冬を越すタイプだったり。


分布が九州以南とかになっていても、温暖化の影響などで今では関東でも普通に見れるとか。

本州が分布域となっているのはよくあることで、じゃあ見られるのかな?と思いますよね?

それが、関西以西にしかいなくても、長野とかの高標高だけにしかいなくても、分布は本州表記。

最近は、ある程度の詳細を表記しているところもありますけど、本州・四国・九州とかの表記はまだ多いです。


クワガタはクヌギ・コナラというのが普通でしょうけど、けっこういろんな木にいたりします。

ヤナギは最近メジャーになりましたけど、カシだったりクルミだったりカエデだったり、

サクラの洞でも何回か見ていますし。


そういうことが多々あるので、同定に特化するような感じで簡単に作りたいと思っています。

ただ、所感的な一言みたいのはつけるかもしれません。



さて、いつ出来るのか? 完成は数年後でしょう。

今冬あたりから着工して、少しずつ追加して作り上げていく感じかな?

初めはスカスカのショボボンでしょうけど、それなりのものは出来上がるかと。

時間はかなりかかるけど、ある程度出来上がってからUPするパターンになるかも。



そんな感じで考えていますので、あんまり期待せずにお待ちください。

『やっぱりめんどくさいからや〜めた』 って可能性も低くはないので。








【散策レポって】 18.12.13



当サイトのメインコンテンツの一つである散策レポ。

最初の頃は安いカメラのせいもありますが、今となっては見るのも恥ずかしい画像で…

コンパクトデジカメ、光学3倍の機種で撮っておりました。

現在は、ネオ一眼(死語?)と呼ばれるデジカメを使っていますが、今のカメラはそこそこ良く撮れます。

私の性格上、レンズを交換したり、その都度設定を変えたりするのは面倒なので、

今後もしばらくはこのスタイルでいくと思われます。


被写体を綺麗にバシっと撮られているHPはたくさんあります。

一眼レフじゃなきゃ絶対に無理ですし、画質では到底勝てません。

一応、マイカメラでもできるだけ綺麗に撮りたいなと、できる範囲で努力はしています。

たまに、こんなもんでいっか〜と手を抜くこともありますが… しょっちゅうか(笑)

なので、散策レポの場合、画質は期待しないでください。



私、生態写真にはそれほど拘っておりません。

撮れるのならもちろん撮りますけど、風で揺れてしょうがないとか角度が悪いとか少し隠れてるとか

どうしても無理な場合は、躊躇なく手に乗せて写真を撮っています。

一期一会も珍しくない生き物の世界、生態写真に拘って良い写真が撮れない方が嫌ですし。


他のHPでは、手乗りなんかよりも生態写真の所が多数派でしょう。

私自身、触って触れ合うのが好きなので、どうしてもそういう写真が多くなっています。

大きさの目安にもなったりしますし。


生き物を触ってみて初めて判ったことも多々あります。

ハンミョウは好きなニオイだな… すごい顎をしているけど、噛んでも痛くないじゃん!

カメムシでも青リンゴみたいな良いニオイするのがいる…

シデムシのニオイは吐きそう… もう二度と触らん!

触ると変なのが出てくる…

ヘビは種類によってニオイが違う… などなど、触ってみなけりゃわからない。

これらは、私としてはとっても貴重な体験だったりするのです。


毒ヘビやスズメバチをつまんで遊ぶのが好きですけど、普通に考えてとっても危険ですので

良い子のみんなも悪い子の皆さんも真似するのはお勧めしませんのでご注意を。



できるだけ歩いた時の再現をしたいと思って書いているので、ドキュメンタリー風とサブをつけています。

あとで見返した時に、「そうそう、この時はこうだったな」って思い返せるように。

見ている人にも、なんとなく雰囲気が伝わればという思いもあります。

なので、撮影枚数が多かったりすると作るのがめっちゃ大変だったり…



こんな個人の拙いサイトでも、長く歩いていれば貴重なデータになることがあったりします。

謎のカマキリ(現ムネアカハラビロカマキリ)は、当時(09年撮影)まだ画像がほとんどありませんでした。

九州にしか生息していないコブハナダカカメムシ。

鹿児島で4例目(九州というか、日本でも7例目くらいだったかな?)を見つけた。

同じ場所で、奄美以南に分布で、本土には生息していないはずのマルモンコロギスを見つけた。

採集をしていないので、初記録とはならずに初確認という扱いになったようだけど、

データとしては貴重なんじゃないのかな?

たまに問い合わせが来たりして、とりあえず少しは誰かの役に立っているようです。



まだ続ける意思はあるので、できる限りで長くやっていきたいとは思っておりますけど、

作業がしんどくなったり、健康面でのこと、その他諸々でいつまで続くかはわかりません。

やっている間は、楽しみにしていただけるととっても嬉しく思います。

ファンはとても少ないですけど…








【長野県にジョウザンシジミ?】 18.7.18



7月15日、長野県でヒメシジミがいたので撮ったが、なんか模様が変な個体がいた。



7月15日撮影、疑惑のシジミチョウ


全くヒメシジミらしくない風貌…

現地で、ジョウザンシジミみたいなんて話していたので、過去に北海道で撮影したジョウザンシジミを

見てみたら、なんとそっくりじゃないか!




ジョウザンシジミ


ジョウザンシジミ


皆さんはどう見えます? そっくりに見えませんか?

ジョウザンシジミは、北海道にだけ生息しているシジミチョウ。

もちろん長野にいるはずがありません。

もしも誰かが放蝶したとしても、食草も北海道にしかないはずなので…


斑紋異常だとしても、これほどジョウザンシジミに似ているのっているのかな?

これはこれでかなりラッキーな目撃になったかもしれません。


一応、似ている三種を↓に貼っておきます。



ヒメシジミ


ミヤマシジミ


アサマシジミ


やっぱり違うように見えますよね。

私にはヒメシジミにも見えないですもん。


人のあまり来ない当サイトで載せても、結局わからずで終わることですけど、

なんかの新発見とかだったらいいな〜と期待して…



  
----- 追記 -----

一緒に散策していたなつさんから連絡があり、黄色い花は食草のホソバノキリンソウでは?とのこと。

ジョウザンシジミの食草と言えば、エゾノキリンソウしか頭に入っていなかった。

エゾノキリンソウは、北海道にしかないと思っていたら、本州と四国の一部にもあるらしく、

ホソバノキリンソウは、本州中部以北に分布しているらしい。

長野県の標高がある所なので、あっても不思議ではない。

これでジョウザンシジミの可能性が高くなってきた。

ということは、やはり放蝶だろうか?

↓の写真を見て見ると、花にお尻をくっつけて、産卵している雰囲気だ。





 ----- 追記 2 -----

なつさんの調べで、放蝶のジョウザンシジミで確定ということが判明。

誰が放蝶したかというのもわかったらしい。 すごい!

そうだよね、どう見てもジョウザンシジミだもんね。

北海道でしか生息していない蝶が、長野県で見れちゃったというのはなんとも複雑だけど、

良いこと悪いことは抜きにして、数年ぶりに撮影できたことは嬉しい。
←放蝶を肯定しているわけではありません



この件に関して、情報提供やご意見・ご感想などありましたら、
こちら までお願いします。

撮影場所に関してのご質問はご遠慮願います…


後に、散策レポでも取り上げます。 → 散策レポ680








【観察レポできなくなります】 18.5.10



当サイトの観察レポで何度かやっていたアカボシゴマダラが、特定外来生物に指定されたので、

今後持って帰っての観察飼育はできなくなりました。

つーか、家の目の前に卵も幼虫もいたりするんだけど…

すぐ手の届く所にいるのに、手を出すことができないこの感覚… 

良い雰囲気になって盛り上がってきたところで、やっぱりやめよっ!と寸止めを食らう気分… 

けっこう辛いもんがあります。

法律でそう決まってしまったものはしょうがないので従うしかありません。 捕まるのも嫌だし。



完全に外来種扱いとなっている謎カマこと、ムネアカハラビロカマキリはまだ規制されていないようだ。

こっちの方が問題視されそうなので、近くこれも特定外来生物に指定されるだろう。

そうなる前に、今秋は最後のチャンスかもしれないのでやってみようかなと考え中。








【植物の生命力】 17.6.4



我が家では、幼虫観察のために、ベランダにいくつかの植物を植えている。

そのうちの一つに、ギョボクがある。

ギョボクは、ツマベニチョウの食樹で、九州南部以南にある木だ。


昨年の秋に飼育観察した後、前年は室内に入れていたが、スペースの関係上

ベランダに置いておくことにした。

南国の木なので、寒さ対策としてビニール袋を被せておいた。


秋には袋をかけていたけど、冬の間に飛ばされたんだか何かでいつの間にかなくなり、

春までそのまま放置してしまった。


前年は室内に入れておいたので、4月には芽が出てきたのだが、今年はいつになっても出てこない。

ギョボクは二本あり、大きい方は5月になった頃に芽を出してくれて、今では幼虫飼育ができるほどに。

しかし、もう一つの小さい方は、いつまで経っても出てこない…

今冬は、-7度なんて日もあったからなぁ…

さすがにもうダメだなと諦めた。





それでも水やりは欠かさなかった。

先日、処分しようかもう少し置いておこうか考えた時に見ると…







お〜っ、すげー!

完全に諦めてたけど出てきたよ。

南国の植物にはそうとう過酷だったけど、生命力に感激。

これで今年もツマベニチョウの観察ができそうだ。








【夜回りには厳しい時代】 17.4.26



ここ数年で、外灯のLED化が急加速している。

以前は虫がたくさん飛んでいた山でも、最近ではさっぱりなことが当たり前になってきている。

よく、道路で潰された虫を見るたびに、『可哀想だな…』 と思っていたので、全面的に反対ではない。

でも、そんなに影響のない場所まで全てとなると、ちょっと辛いもんがある。

虫にしてみれば良い事なんだけどね…


夜の本拠地と称していた私のお気に入りの場所も、だいぶ前にLED化してしまった。

いろんなものが見れたのだが、今では寄る価値もない。


先日長野へ行ってきたが、LEDの波が大きく押し寄せてきている。

外灯・コンビニ・駅・なんかの会社の照明… 経費削減にもなっているのでしょうがないけどさ…



今後は、どこへ行っても夜間に出会える虫は少なくなっていくだろう。

昔は、道端にカブトムシとかひっくり返ってたんだよ〜なんて昔話をする時代がくるかもしれない。

自前で発電機を買おうか悩んでいるけど、今イチ踏ん切りがつかないんだよね。

夜回りに行く回数は減っていきそうだ。








【今後の観察レポ】 17.3.25



2006年から軽くやり始め、現在では主要コンテンツになっている観察レポ。

それ以前は、ブリードしてみよう (クワガタのブリード) を掲載していました。

当時のHP容量などの関係から、廃止・削除してしまいましたけど、

今となっては残しておけばよかったなと後悔…


元々蝶などの羽化の観察とかに興味があったので、この路線変更は自然な流れ。

ここ数年では蝶をはじめ、蛾やカマキリなど他の昆虫にもいろいろと挑戦しています。


過去の記事 (特に2011以前) は、カメラがショボかったことや余計な加工をしたために

見るに耐えれない画像があるのも事実…

以前やった種でも、もう一度やり直してみようと考えております。



あと、ネット上どこを探しても飼育記録が見つからない種をやってみたい。

巷ではそんなに関心度がないものでも、希少性の高いものでも、チャンスがあれば

チャレンジしてみるつもりです。


南国種も、食草が何とかなるものはやってみたい。

これまでも失敗は多いですが、いろいろと幅広くやってみようと思います。

もちろん、当サイトの定番種も続けていければ…

羽化までもっていけてないのがけっこうありますので。


4月頃から、何かしら観察が始まると思われます。

最善を尽くして、良い観察報告ができるよう努めていきます。



食草などの関係で、やりたくてもできないものや、興味が沸かないのもあったりしますけど、

もしも、「こんなのいるけどやってみる?」 なんて声をかけていただけるとまーく氏は喜びますので

そんな時は是非ご一報お願いします。








【知らない身近】 16.9.12



散策で歩いて、これまでいろいろな昆虫(生き物)と接することができた。

東京では見れないものだったり、全国的に見てもなかなか会えないものだったり。


今ではほぼ外来種だろうとされているけど、2009年にはムネアカハラビロカマキリを発見。

当時は何者なのか全くわからなかった。


鹿児島では、一昨年にコブハナダカカメムシという、鹿児島で4例目だっけ?

全国でも数例というカメムシを見つけたり、昨年は奄美などにいるマルモンコロギスを本土で初確認した。

採集をしていないので、初記録とはならず初確認とのこと…

他にも、レアなものを含めてたくさん見てきた。


でも、これだけ歩いていても全く見れていないものが家の近辺で見られることもある。

フトハサミカメムシはけっこう珍しいらしいけど、数年前に何度か飛んできていた。

オオハチモドキバエやフトハチモドキバエなど、なかなか見れないものや

セマダラナガシンクイ、クリイロヒゲハナノミなど、我が家でしか見たことがなかったり。


で、昨日、オオスカシバの卵探しで家の周りを歩いていた時、小さなセセリのようなものが飛んでいた。

見ていると、一時は8個体くらい一気に来て、同じところをグルグル飛び回っている。

飛翔時はヒメトラガとかかな?という翅の色だった。

こいつの正体は?と気になりずっと見ていると、一瞬だけ止まった時に正体が判明した。

散策では一度しか見たことのない、ビロードハマキだったのである。

数年前に長野の高原で初めて見たと思っていたのは、レアな別種ということが後に判明し、

昨年九州で見たのが最初だったヤツが、まさか家のすぐそばにたくさんいるなんて…


身近すぎて観察を疎かにしているといえばそうなんだけど… 目から鱗状態だった。

まだまだ身近にも今は知らないあんなヤツがけっこういたりするんだろうね。








【ビロウド or ビロード】 16.8.16



カミキリムシや蛾などの仲間に多く付いている名前で、ビロウドなんちゃら、ビロードなんちゃらという種がある。

一般的には、ビロードと表記するのが普通かと思うのですが、虫の名前だと何故かビロウドが大多数です。


個人的には、ビロードの方がしっくりくるのですが、種名を記載する場合はビロウド(ビロード)としています。

ネット検索でも、ビロードなんちゃらではHITせず、ビロウドなんちゃらで見つかったりしますし。

かといって、ビロードなんちゃらが正しいのもいるようなので…


これさ、統一してほしいんですけど…



 16.11.27 追記

  ビロウドの表記は主にカミキリムシで、他の種はビロードが多いような感じだ。

  今後は当サイトもその流れで表記していく予定。








【スズメガ科の産卵形態】 16.3.28



たくさんいる蛾の中でも、スズメガの仲間は比較的人気がある方だと思われる。

もちろん私も好きなグループだ。


本州で見られるスズメガ科は、50種ちょっといるのかな?

現在(16年3月)までに、我が家では6種を飼育観察してきたけど、まだまだいろんな種をやりたいと思っている。


さて、スズメガの産卵なのだが、オオシモフリスズメは静止して産んでいるのを見かけていて、

ケースに保管している際にも産卵した。

キョウチクトウスズメは飛翔しながらの産卵を目撃している。

これは、亜科によって違うのだろうか?


スズメガ科には、スズメガ亜科・ウチスズメ亜科・ホウジャク亜科の三つに分けられている。

ホウジャク亜科は、よく花へハチのように飛来しているグループ。

オオスカシバやホシホウジャクなどで、飛翔産卵している姿を目撃している。

キョウチクトウスズメもホウジャク亜科なので、飛翔産卵が納得できた。

ホウジャク亜科で今後我が家でもやる可能性のあるのは、クルマスズメの南方タイプ・イブキスズメ・

キイロスズメ・ベニスズメ・コスズメ・セスジスズメ・ビロードスズメなど。

こいつらは卵を見つけてやることになるだろう。


オオシモフリスズメは、ウチスズメ亜科に属する。

柳に産卵してあったウチスズメの卵も比較的固まって産み付けられていたので、

この亜科はそういう産卵形態だろうから、捕獲しての産卵が可能なわけだ。

ウチスズメ亜科で今後我が家でもやる可能性のあるのは、ホソバスズメ系・モモスズメ・ギンボシスズメ・

ウンモンスズメ・エゾスズメなど。 ノコギリスズメもやってみたいけど食草が…



さて、スズメガ亜科はいったいどちらなのだろう?

スズメガ亜科で今後我が家でもやる可能性のあるのは、クロメンガタスズメ・エゾシモフリスズメくらいだけど。

エゾシモフリの♀がいたら、一旦ケースに保管して数時間様子を見てみようか。








【2016は暖冬?】 16.1.4



まだ2016年は4日しか経っていないけど、予報や先月からの感じから暖冬で間違いないだろう。

まだこれから寒くなるだろうけど、ここまではだいぶ暖かいイメージだ。

個人的には 寒さに滅法弱いのでありがたいけど、自然界の事を考えると喜んでばかりもいられなさそう。


いやね、今日の仕事中に白いチョウが飛んでいたので、車を停めて確認しましたよ。

まさか、1月にモンシロチョウを見るとは思わなかった…

ここ数日は春のような陽気だったので、間違って羽化しちゃったんだろうね。


暖冬といえば大雪のイメージがある。

二年前は暖冬だったか忘れたけど、二週続けてドカ雪が降って大変だった。

たぶんこれの影響で、山梨のオオムラサキが激減したんだと思う。

甲府で1メートル以上降ったもんね。 山はもっと降ったことでしょう。


冬はある程度寒いのは我慢するから、生態系があまり狂うようにならなければいいんだけど…








【マダラヤドリバエ】 15.9.12



以前にもヤドリ系の事に触れましたけど、再度ヤドリバエを…


昨年、卵から管理して蛹になったアゲハたちが、まさかの寄生をされていました。

産み付けられることは絶対にないので、その時の落胆はかなりのものでした。

葉に卵を産み付けるタイプのヤドリバエの存在は情報として知っていましたけど、

正直本当にそんなのいるのかな〜と半信半疑だったのです。

だって、葉と一緒に卵を食べて寄生って… 噛み砕くじゃんって。

でも、実際に事実を突きつけられてしまうと、その存在を信じるしかなくなりました。


マダラヤドリバエという種のようで、葉に0.2ミリくらいの小さな黒っぽい卵をたくさん産み付けるようです。

アゲハの幼虫も大きくなれば口も大きくなっているので、噛み砕くのもあればそのまま入っちゃうのも

あるんでしょうね…

しかし、こういうのはやめようよ! と、飼育する側は思っちゃいますよね。


幼虫に葉を与える際に、スポンジなどで軽く擦って洗い流すだけで除去はできるようです。

かなり面倒ですけどね… でも、これは絶対にやっておいた方がいいですね。


今、ナミアゲハを観察中ですけど、我が家のカラスザンショウの葉裏にたくさん黒っぽい点があります。

もしかしたら、これがそうなのかもしれません。

終齢になるまでは、葉を洗わずに与えていたのですが… ヤバいでしょうか? かなり不安です。








【虫刺され?】 15.9.7



先日、散策に向かう時の運転中、突如激痛に見舞われた。

腰の辺りを何かに刺された感じ。

ハチだと直感するくらいの瞬間的な激しい痛さ。

すぐさま停車し、座席を確認するも何もいず、辺りを隈なく探しても見つからない。

Tシャツはズボンの中に入れていたので、脱いでみたけどやはり何もいない。

というか、刺されたと思わしき部位は、運転中でシートにくっついていたはずだ。

散策ポイント付近には来ていたけど、まだ車を降りる前の出来事。

窓は開けていたけど…


一体何者なの!?



こんな経験、今までも何回かあったように思う。

記憶は定かではないが、家でも同じようなことがあった気がする。


結局その日は、散策中もずっと痛みを感じながら歩いた。

翌日にはかなり腫れて、痛さと入れ替わってものすごい痒さ。


何に刺されたかわからないというのが怖い。 対処にも困るし…

状況的に、ハチやアブが刺したというのは考えづらい。

となると… ダニでこんな激痛になる? ハネカクシはこういう症状ではないようだし…


この痛みと痒みの正体は、迷宮入りすることになるだろう。








【当サイト 現在までの流れ】 14.1.13



2002.3月に開設した当サイト。 現在に至るまでにはいろいろ形が変わりました。



2011.4月までは、『たのしいのがいいね』 というHPだったことを知っている人は、今ではどの位いるでしょう?

開設当初は、競走馬(一口馬主と呼ばれるもの)がメインでした。

他に草野球や、30代前半までの職業だったDJのコーナーがあったり、隠しページを作って当時は盛り上がったりしてました。

開設記念日やキリ番企画もやってました。 数年前まで○周年記念として、一週間ほどみんなで遊ぶ企画を毎年やってたり。



2003から、ミヤマクワガタや地元のヒラタクワガタを探すのを軽く載せ始めました。

その後 デジカメを買い、オオクワ探しは現在の散策レポとしてコーナーを作りました。

当時は、『散策にいこう』 というコンテンツ。

なので、初めの方はクワガタ探しだけで画像は少ないし、年に数回だけの更新だったり…

当時のカメラは200万画素で光学3倍の機種だったので、今となってはとても耐えられない画像だったりしますね…



出歩いていくうちに、クワガタよりも他の種類を見るのが楽しくなってきて現在に至っています。

一口馬主の熱が徐々に覚めてきたことから、生き物系がメインになっていったのは自然な流れでした。



クワガタのブリードもやっていたので、『ブリードしてみよう』 というコンテンツもありましたけど、大きいのは作れなかったな…

十年近くやりましたけど、徐々に蝶の羽化などの観察に興味は移り、現在の 『観察レポ』 になっております。



ここ数年は鳥も撮るようになってきました。 今のところは冬限定ですけど。

趣味は変わっていくものですから、十年後にはどんなサイトになっていることやら…

当面は、今のスタイルを続けていこうと思っていますけど。



裏話として…


バック(壁紙)って、自分で撮った写真がいくつかあるんですよ。

HPトップは、初夏の頃の緑豊かな風景。 散策レポのトップは、清流を撮ってきています。

共にボヤかしたり暗くしたりと編集してます。

ちなみに、撮影場所は HPトップが玉川上水。 散策レポは裏高尾です。

たのしいのがいいね時代は、壁紙が青空でした。 それも自宅から撮影した自作でした。









【ハエの疑問】 13.8.11



以前、気持ち悪い体験談の項目で、
殺虫剤をかけて死にそうなハエからウジが出てきたと書きましたけど、

今日体験したことでちょっと疑問を抱きました。


ハエは普通卵を産みますが、親の体内で幼虫になる種がいると何かで見て記憶に残っています。

殺虫剤から出てきたのもそんな種なのかと思っていましたけど…

ということは、親の体内に入っていられる幼虫は10もいないですよね? 以前出てきたのも3〜4つくらいだったかと。



今日、カマキリにやるエサを探していたら、そんなに大きくない普通っぽいハエがいたので与えました。

我が家のカマキリは、諸事情によりカマが使えません(謎のカマキリ12〜13を参照)。

なので、ピンセットで与えて、食べこぼしは拾って口元へ持っていくため、食べ終わるまでずっと見ているのです。


半分くらい食い終わったところで、腹からウジが這い出てきたのです。 思い出しただけでも気持ち悪い…(苦笑)

与える前に、何度もピンセットで摘まみ直したので、ウジが体に付着していたということはありません。

ウジは下に落ちることなく、そのままカマキリに食われちゃったわけですけど…


これって、体内に幼虫を持っているのではなく、他のハエなどに寄生されているのではないかと疑問に思いました。

今日のハエとウジのサイズからして、入っていても5個体もいないと思われます。

ウジがそこそこ大きかったということです。

子孫を残すのに、たった5つ程の子供を自分の腹に身籠るとはとても考えづらいですよね?

だから、過去のもそうかな〜と…



調べればわかるのかもしれませんけど、別に調べなくていいよね。 その線が強いと思うことにします。

しかし、こういうのを見ちゃうと、いくらハエが大好物といってもハエを与えるのは今後躊躇しちゃうなぁ…



 ※ センチニクバエなどのニクバエ類は、体内で孵化させて幼虫を産むらしく、寄生ではなくそういう種だったのかも。

   そうすると、10も幼虫が入るとは思えないので、どうなってんだろうという疑問が出てきますね…








【間違い】 13.4.27



世の中には昆虫がン万種といるわけで、全部を覚えることなんてまず不可能。

見たことないのもいれば、存在すら知らなかったりするものまで…

覚えてる虫の名前の中でも、実際に見てすぐ浮かばなかったり、間違って同定したり教えたりということもあったりします。



コガシラアワフキという昆虫がいます。 名前の通り、頭が小さいのが特徴なのです。

しかし、最初のうちは、コガラシアワフキだと思い込んでいました。 コガシラコガラシコガラシコガシラ… ややこしい。



ハチモドキバエというグループがいます。 見た目はけったいなのですが、なかなか愛嬌があってアジなヤツなのです。

このグループは、デガシラバエ科というところに属しているのですが… もうお判りですよね。

つい昨日まで、デガラシバエ科と思い込んでいたのです。

いやいや、デガラシって、すごい名前の科だなって思っていましたよ。

今まで全く疑いようもなくそう思い込んでいたのですが、コガシラアワフキの記事を書こうと思った時に、もしや?

とピンときたので調べてみたら… やっぱりデガシラでした。

初めて見たのがもう6〜7年ほど前なので、長い事思い込んでいたと思うと恥ずかしいやらおかしいやら。


人間、一旦思い込んだらこうなっちゃいますね。

デガシラバエ科がマイナー種なので、人に 『これはデガラシバエ科っていうんだよー』 と言う機会がなくてホッとしています。



こんなヤツらみっけ12でも紹介していますけど、デガラシバエ科→デガシラバエ科にこっそりと訂正しました。 昨日ね(笑)








【雪は難しい?】 11.2.28



『真っ白な雪をバックに鳥を撮りたい』 …こんな思いがあり、大雪の次の日に出歩いてみました。

綺麗に撮れるだろう、被写体が映えるだろうと考えていたのは大間違いでした。


まず、雪上を小鳥がチョンチョンしているかと思ったのが間違い。

そんな冷たいところに下りてこない。 ってか、鳥がほとんどいない。

これはタイミングだったんだろうけど。


けっこう勾配のある小さな山に行ったのですがとにかく滑る。 普通に歩けない状態です。

靴下二重履きでも足がすごく冷たい…

上からは雪や水滴がバサっと落ちてくるし。 カメラに直撃したらまずかった。


たまに鳥がいても、雪道はそーっと歩いても足音が大きくなってしまい、遠くにいる鳥にもすぐに気付かれ飛んでしまい

こりゃダメだと諦めて帰ってきました。

歩くと音がするので、ジッと一ヶ所に待機した方がいいかもしれません。

鳥の個体数が多いポイントならばこれでいけるかな。

あとは、公園などで歩道が雪かきされていたり溶けていればなんとかなるかもしれません。

そういう場所に行けばよかった。



苦い思いをしましたが、やはり雪バックに撮ってみたい気持ちはあります。 この教訓を活かせればと思います。








【撮影したいもの】 10.2.5



いつも当サイトに足を運んでいただきましてありがとうございます。

拙いHPですが、一部の方には喜んでいただけているようなので、ここの存在価値はとりあえずあるようで嬉しいです。

今後も地味ながら少しずつ頑張っていこうと思います。 …って、なんのこっちゃ。



開設当初は、一口のお馬さんと日記を中心に、DJ話や草野球程度で始まりました。

月日が経ち、クワガタ探しを公開するようになり、ブリードも始め、内容がガラっと変わってきました。

今では散策中心のサイトです。 その散策も、クワガタからいろんな生きものに目を移すようになり、

以前から覗いていただいていた方には趣旨が違ってきちゃいました。

つまらないHPになっちゃったとお嘆きのあなた… 申し訳ございません。 ってか、もう来てないか…

今後しばらくはいろいろと写真を撮りたいので、それでもいいという方は、これからもよろしくしてやってください。


以上。







おい!


というわけで、どういうわけかよくわかりませんが本題に。



08年辺りから遠征に出かけるようになりました。

これは私一人ではとても出来ないこと。 皆さんのご協力あってのことだと思います。

いろいろとお世話になったり、無理言ったりしてご迷惑をおかけしちゃって申し訳なく思うと共に、とても感謝しております。


今まで、九州と北海道へお邪魔させていただきましたが、地元では見られないものがたくさんいて素直に嬉しいです。

許される限り、またお伺いしたいなと考えております。 嫌だったら遠慮なく言ってくださいね(汗)


で、まだまだ未見なもの、出会ったけど画像が撮れていなかったり満足のいく画像が撮れなかったり…

死ぬまでに一度は見てみたいものから、とりあえずは見たいというものまで幅を広げて下記に記載したいと思います。



蝶… 
ミカドアゲハ
キベリタテハコヒオドシオオイチモンジアオタテハモドキ、アカマダラ、ジョウザンシジミ
    
ヒメシジキマダラルリツバメウスバキチョウウラキンシジミ、フジミドリシジミ

蛾… 
サツマニシキヒトリガジョウザンヒトリ、リシリヒトリ、イブキスズメ、ギンボシスズメノコギリスズメ
    
キョウチクトウスズメ
キマエコノハウスバツバメガキタスカシバオキナワルリチラシ

甲虫… 
オニクワガタ♂、ヨコヤマヒゲナガカミキリオオアオカミキリ、オオトラカミキリ、コトラカミキリヤノトラカミキリ
     
ジャコウカミキリルリボシカミキリオオシロカミキリオオルリオサムシ
タマムシ各種ゲンゴロウ
      オオヒョウタンゴミムシ、
イタヤハマキチョッキリ、ヤシオサオオゾウムシ、ホシベニカミキリ
      オオスミヒゲナガカミキリ
ハンノキカミキリヒラズゲンセイ、オオルリハムシ、アオタマムシ、クロジャコウカミキリ
     
フェモラータモモブトハムシオオテントウ

セミ・カメムシ… 
アカエゾゼミハルゼミ♂ヒメハルゼミエゾハルゼミ♂チッチゼミニシキキンカメムシ
           
オオキンカメムシアカギカメムシラデンキンカメムシタガメタイコウチ(成虫)、ヒメタイコウチ、
           
ニトベツノゼミタケウチトゲアワフキオオツノカメムシ

トンボ… 
マダラヤンマ、ネアカヨシヤンマ、ベッコウトンボハッチョウトンボカオジロトンボ、キバネモリトンボ、
       カラカネトンボ、
マルタンヤンマ♂ベニトンボルリイトトンボ、キタイトトンボ、ムカシトンボトラフトンボ
      
チビサナエ


その他… 
ウスバカマキリヒナカマキリツノトンボオオカマキリモドキツマグロカマキリモドキコブナナフシ


 (沖縄の昆虫はいっぱいいすぎるので今回は割愛させていただきました)


  
続きは こちら に移動させました (一番下のあたり)



こんなところでしょうか? 思いついたものを記載したので、種類はまだ増えていくものと思われます。 こっそりと追加します。

で表示してありますけど、満足のいく画像が撮れましたらに表示変更します。

一応撮ったけどもう一歩というのは
オレンジで。 生きているうちにいくつ赤くなるでしょう?



昨年 (09年) の北海道では、存在すら知らなかった蝶を撮ることができました。 リンゴシジミという蝶です。

カラスシジミかなと何枚か撮って、後に調べたら判明。 こんなこともあるんですね。 単に知識不足だったりもしますけど。

北海道でしか見られず、私がお伺いした地域ではあまりいないようで、現地で知り合った人が学会に報告したいと連絡が来ました。

上記リストには載せませんでしたけど、このリンゴシジミはまた会ってみたい蝶です。 いたらもっとバッチリ撮りたいと思います。








【気持ち悪いから殺すの?】 10.2.2



ゴキブリ、ハエ、蚊、貯蔵食品の害虫などの、俗に言う 『衛生害虫』 ならば話は別ですけど。

虫が嫌い、苦手という人と話をしていて、たまに出てくる言葉で気分的にブルーになるのが 「気持ち悪いから見つけたら殺す」…

だいたい出てくるのはクモやヘビだったりしますね。 でもさ、そんなんでいいの?



クモ… 足が8本あるから嫌いとか訳のわからんことも聞いたことがあります。

その人は虫全般が嫌いで、6本でもダメでしたけど。

んじゃ、ハエとかゴキブリなんかとクモとどっちが嫌なんでしょう? 「どっちも」ってのは抜きにして考えていただきたい。


関東以北では、家の中にクモが出ても小さい種類です。 そのクモって何を食べるんでしょう?

ハエだったり蚊だったり、ダニも食ってるんじゃないかな? 貯蔵食品や衣服に穴を開ける害虫まで食べてるかもしれません。


西日本では大きいクモもいますけど主食はゴキブリですし、クモは人間にとって益虫なんです。 小さい味方なんです。

それが見た目や動きが気持ち悪いってだけで殺されてしまうのはとても悲しいです。


嫌いな人の気持ちもわからないではないですけど、人間に害はありませんのでそのまま放置か、窓を開けて新聞紙なんかで

誘導して外へ逃がしてあげてほしいです。 殺さなくてもいいんじゃないでしょうか?




ヘビ… 足がないからヤダってのはよく聞きます。 咬むから、飼い鳥を食われた、動きが気持ち悪い、毒があるなどなど…

ここを見てくれてる人は散策レポも見ていると思うので、本土産のヘビは8種類ってことは知ってる人もいるかと思います。

興味ない人は、せいぜい3・4種類の名前が思い浮かぶと思いますけど、実は8種生息しています。


で、この中で毒があるヘビは、マムシとヤマカガシの2種類だけです。 ヘビ=毒は正しくはありません。

見分けがつかない場合、ヘビには近寄るなということになるでしょう。

でも、これじゃ誤解も生じますよね。 ヘビ=毒→殺すと。


ヘビがいなくなったら生態系が狂う可能性があります。

そんなのどうでもいいと思われる人、遠まわしに人間に跳ね返ってくるかもしれません。

ヘビを食べる生き物もけっこういますので、一つの生きものが絶滅したり数が減ると生態系のバランスが崩れます。

一度そうなると取り返しのつかないことになりかねません。


沖縄のハブは襲ってくると聞いたことがあります。 これも本当かどうかはわかりませんけど。

ハブを駆除しようとマングースを放した。 現在大変な事態になっています

余計なことをしなくても自然に任せていればいいんです。


少なくとも、本土にいるヘビは自分からは襲ってきません。

マムシに咬まれた例は、気づかずに踏んじゃったとか手を出したところにたまたまいたとか。

普通にしていれば、わざわざ殺さなくてもヘビの方から逃げていきます。

1m以上離れていれば無害と言っても過言ではないでしょう。



気持ち悪いからとかって、人間の勝手な思いです。

生きものそれぞれ役割があるのです。 存在にはちゃんと意味があるんです。

嫌いなのは別にかまわないし、好きになれなんて言いません。 でも、殺すってのは、嘘でも言ってほしくありません。

もちろん害虫まで殺すなとは思っていませんけど、そうでないものはできればもう少し考えてあげてほしいです。








【可愛そうな虫の名前】



『もうちょっといい名前、普通の名前を付けてやれよ』 という虫ってけっこう多い気がします。

新種が見つかり、発見者の名前を入れるのがよくあります。 ヨコヤマ〜とか、タケウチ〜とか…

個人的にはあまり好きじゃない。 発見者の特権といえばそれまでですが、できればその虫に合った名前の方がいいと思う。


それはまだいいんですけど、もっとひどいのもいますよね。 〜モドキ、〜ダマシ、ニセ〜って…

そんな名前でも立派な別種なわけでなんか可愛そう。

アゲハモドキというのは、蛾が蝶にそっくりなので妙にしっくりきますけど…

でも、ナナフシモドキは可愛そう。 モドキでも立派なナナフシなんですから。

本物とされるのがエダナナフシですよね。 見た目は全くそっくりで、触角の長さだけ違うって感じです。 だからモドキ?

それならば、エダナナフシとナナフシという事で分ければいいのに。 別にモドキを付けなくても… 私にはわかりません。


テントウダマシは、テントウムシにそっくりな形をしている種類ですが、ダマシとか使わなくても… 付けておかないと騙される?

ニセノコギリカミキリ・ニセコルリクワガタなどなど… ニセって? 本物じゃないって? どっちが本物か誰が決めたの?



あと、俗称で 『ナミ』 をつけるケースもありますよね。 ナミアゲハなんてのは、私も使っちゃったりしてしまいます。

ナミ=ごく普通、当たり前ってことですよね? アゲハではナミアゲハが一番多いでしょうから、これはまだわからないでもない。

なんちゃらアゲハの 『なんちゃら』 が付かない代表種ってことで、混同しないように分けるのならまだいいと思います。


ゲンゴロウもナミゲンとか言いますけど、そのナミゲンが超貴重な存在になっている現在、なんかすごく違和感があります。

だって、ナミゲン… 全然いないじゃん。 ちっともナミじゃないじゃん。








【夜中に鳴くセミ】



夏といえばセミ。 日本の夏にセミは欠かせない存在。

鳴けばうるさい、余計暑くなる気がするものの、鳴き声が聞こえないとまた寂しく思う。 人間って勝手なもんです。


地域によって鳴くセミや時期が微妙に違いますが、我が家周辺では6種類のセミが毎年賑やかです。

アブラゼミ・ミンミンゼミ・ニイニイゼミ・ヒグラシ・クマゼミ・ツクツクボウシ。


この中でクマゼミは、地元では我が家周辺でしかなかなか聞けない。 最近になって少し離れても単発で耳にするようになりました。

地元で有名な話として、「クマゼミの鳴き声が聞きたいので放虫した」 と。 事実かどうかは定かでないけど、もし事実ならちょっと…

最近では地球温暖化の影響で、南方の生物がどんどん北上しているとよく聞くけど、このクマゼミに関しては腑に落ちない。

もしそうならば、我が家周辺だけではなく、他の場所でも鳴き声は聞こえるはず。 他のセミはどこでもたくさん鳴いてるし。

他に考えられるのは、植樹の際に卵や幼虫が付いてきた。 こっちの方が信憑性は高そうだ。 さてさて、真実は如何に?


ちなみに、都心の方では植樹の影響でエゾゼミがいるそうで。 松でも植えたんだろうな。

個人的にはクマゼミよりも羨ましい。 ←こんなこと書いてると、そこの地元の方に怒られそうですね(汗)



昔は夜にセミが鳴いていたという記憶があまりない。 最近は当たり前のように真夜中でも鳴いている。

街が明るくなったのが関連するんだろうけど、気温が低いと鳴かない事が多い。 これも温暖化の影響?

だいたい熱帯夜の晩は夜中でも賑やかになる。 賑やかというか、安眠妨害の立派な騒音と化している。

しかし、不思議と24度以下ではほとんど鳴かない事が多い。 このことからも、温度が関連しているというのが有力と思う。


クマゼミ以外は、どのセミも真夜中にカラオケを始める。 だいたいは単発で終わるものだが、アブラゼミって奴らは…

こいつはまず1匹が鳴き始めると、我も我もと次々鳴き始めるから厄介だ。 窓を開けて寝られない。


といっても、やっぱりセミがいないと夏って感じがしない。 鬱陶しい時もあるでしょうけど、夏の風物詩を楽しみたいもんです。








【気持ち悪い体験談】



下記寄生虫関係はかなり気持ち悪いですが、その他にも背筋がゾクっとするような事はけっこう多いです。



小学生の頃はセミをよく捕まえていた。

いつものように網で捕獲して手に持つと、しばらくしてなんとなく手が赤いのに気付きました。

手をよく見てもどこからも出血はしていません。 原因は他にありました。

セミをよく見てみると赤いダニが数十匹付いていました。



ちょっと大きな石をひっくり返すと無数のアリが… こういうのはとても苦手です。 一瞬怯みますね。

似たような感じで朽木をひっくり返すと、ワラジムシやダンゴムシの大群… これもダメ。



よく虫捕りに行っていた友人と散策中、ネコの死体が横たわっていました。

友人がそのネコを突っついてひっくり返そうとしているんです。

私はちょっと嫌な気分がしたものの、子供だったので興味もありました。

で、ひっくり返した瞬間… もうおびただしいほど無数の…(自粛!!) その晩はお米が食べられませんでした…



現在は触るのにちょっと抵抗がありますが、子供時代は平気でヒキガエルを掴んでいました。

一度飼育してみようと家に持ち帰った事がありました。 捕まえた時は全く気が付きませんでしたが…

家でよく見ると、背中にけっこうな数のウジ虫がいるではないですか…

その後すぐにカエルを釈放した事は言うまでもありません。



おふくろの親戚が金沢にいまして、毎年夏休みになると遊びに行っていました。

夜、電気の周りをハエが飛んでいるので、殺虫剤をかけて退治。 そのハエが布団の上に落ちました。

そのハエを捨てようとした時、私は固まってしまいました。 今考えてもちょっと引く光景… 記憶は鮮明に残っています。


死んだハエの横で何かが動いているんですよ。

よく見るとウジ… ハエに寄生していたのか、腹の中から這い出してきたのか…

どうやら幼虫まで腹で育てる種類のハエがいるようなのですが、当時はそんなの知らなかったので凄いインパクトでした。


こう考えると、私はウジ系や無数のモノがいきなり現れるのが苦手のようですね〜(汗)



そして、これは2年前 (現在07年) の出来事。 昼間山に入り、ミヤマがいるかなと探していました。

ほとんどがコナラ (ミズナラ?) で木は多いものの、樹液を出している木が見当たりません。 でも、雰囲気はいい場所です。

とりあえず蹴ってみようと、ライダーキックを一発お見舞いした瞬間、自分のTシャツに重量感のあるものが落ちてきました。

ミヤマ?と思いTシャツを見ると… それは8cmほどのケムシだったのです。 思わず声を出しちゃいました…


普通に見ている分には、よほど大量じゃなければ平気なんですけど、やはりいきなり系は心臓に悪いです。

きっと木を蹴る人も少なくないと思いますけど、目的以外の何が落ちてくるかわかりません。 くれぐれもご注意ください。








【ヤドリバチ・ヤドリバエ・ヤドリガ】



昆虫とはいろいろな種類がいるわけで、その生態もさまざまです。

カマキリやトンボなど、他の虫を捕らえて食べる肉食系は当たり前ですけど、同じ肉食でも寄生するものがけっこう多いです。

下記ハリガネムシもそうですが、あやつは昆虫ではありません。 今回は昆虫の中からヤドリ系を…



有名なのが蝶ですね。 幼虫の体に卵を産みつけ、幼虫の体内を蝕んでいくヤドリバチ・ヤドリバエ。

中には、葉っぱに卵を産み付けて、葉っぱ食べたことで体内に宿る種類もいたりします。

アゲハチョウの仲間を飼育する人は多いと思いますが、必ずと言っていいほどヤドリバエ等には遭遇したのではないでしょうか?


ヤドリバエは、蝶が蛹になってから体外に出て行きます。

モンシロチョウなどに寄生するヤドリバチは、蝶が幼虫のうちに体外へ脱出し、死んでしまった幼虫の周りで繭を作ります。

こういう事はあまり聞かない人も多いかもしれませんが、相当数の蝶や蛾の幼虫に起こっている出来事なのです。

可哀想と思われるでしょうが、こいつらがいなければほとんどの蝶が羽化し、そこらじゅう蝶だらけになってしまいます。

変な寄生虫よりもその方がマシと思う人も少なくないと思いますけど、食草となる木や草が食いまくられるのも問題です。



宿るのはハチやハエだけでなく、蛾の仲間もそんなタイプのがいます。 こちらの有名なのはセミに付くやつでしょうか。

私も子供の頃に遭遇した事がありますが、それはそれは気持ち悪いものでした。


ヒグラシを網で捕まえて手にとった瞬間、何かいつもと違うんですよ。 脇腹に何かゴミが付いているような…

そう、それはゴミではありません。 よく見ると微かに動いているように見えるんですよ。

ひっくり返して腹側を見た瞬間、セミを投げ捨てた事は言うまでもありません。 かな〜りキモいです。

白くて大きくなった幼虫は一見してわかりますけど、若齢は手にとるまで気づきませんでしたので。


今となっては、気持ち悪いけどそいつを画像に収めたいと思いますが、ここ数年ヒグラシを見てもなかなかいません。

なんでもそうですけど、狙って探すのはけっこう難しいものですね。  
※ 08〜何度か撮影できました



そして、意外だったのがカマキリを捕まえた時の事。

小学生の頃、オオカマキリの♀を捕まえました。 子供時代というのは残酷なものでして、近くにいるバッタや蝶とかを捕まえては

カマキリの口元へ持っていきました。 そんな感じでカマキリの胸の部分を持っていると、何かが脇腹から出てこようとしています。

ゆっくりゆっくりと、1・2分かけて出てきました。 白くてまん丸い1cm弱の物体が。 下に落ちてもそれが何なのかわかりません。

しゃがんでじっくり見てみると、そいつは何かの幼虫だったわけです。 一番わかりやすい表現だとハチの子みたいな感じです。

1匹出てくると、すぐ次のがまたゆっくりと… 3・4匹出てきました。 それ以来、しばらくカマキリは触らない事にしました。


中学生になって♂のカマキリがいました。 昔の経験はあるものの、♂は腹もへっこんでるから変なのはいないだろうと無造作に

手にとりました。 そしたらまた悪夢が…


今となっては正体 (カマキリヤドリバエ) を知り、画像に残すべく心構えをして再チャレンジしていますが、不思議と狙って探すと

現れないんですよね。 たしかに気持ち悪いですけど、生態としては面白いので探し当てたいのですがなかなか…








【ハリガネムシってやつは…?】



カマキリやバッタの体内に寄生して水辺に誘導し、水辺付近まで来ると腹を食い破って水中へ…

奇妙なやつです。 誘導するって… 

菌の世界でもあることですが、メカニズムがよくわかりません。

でもこれって考えるとなんか凄いですよね。

見た目は名前の通りハリガネのように細長く、ウネウネして気持ちのいいモノではありません。

しかし、こやつはなんか魅力があります。




Special Thanks : よねだ様
そもそもどうやってカマキリなどの体内に寄生をするのか? 私なりに考えてみました。

一つは、ハリガネムシは水中に生息しています。

蚊の仲間の幼虫 (ボウフラやアカムシ) がハリガネムシの卵を食べます。

そして、成虫になった蚊の仲間をカマキリの幼虫が食します。 これで自然とカマキリの体内に寄生できます。

もう一つ、ヤゴがハリガネムシを食べるかハリガネムシがヤゴに寄生し、トンボを捕まえて食べたカマキリへ。


これでサイクルが判ったような気がしていたのですが、ハリガネムシはバッタやイナゴからも出てくるんですね…

当然バッタ類は草食のもいますので、そうするとこの理論は通らなくなります。


そこで考えたのが、蚊などの水中で幼虫時代を過ごすモノの体内に入り、成虫になって便に混じって草に付く。

その草を食べたバッタの体内へ。 更に、そのバッタを食べたカマキリが…

もしくは、蚊が成虫になって小さいハリガネムシの幼体が草の上で蚊から脱出。 そこからバッタの体内へ…


何にしろ謎だらけです。

真相はどうなのかがとても興味深いですが、ハリガネムシごときでそこまで考えなくてもという声も聞こえてきそう…

07年2月現在、こやつの姿は未見です。 一度は目の前で見てみたいものです。



  ※ 09年に会うことが出来ました








【フェロモン?】



クワガタはフェロモンというか、仲間を呼ぶことがあるんだなと感じた事が何度もある。

玄関外の通路にコクワをケースに入れて飼育していた時の事。

それまではクワガタなんて飛来してきた事なんてほとんどなかったのに、置いた日からは頻繁にコクワが飛んできた。

アパートのそんなに明るくないしょぼい電灯ですよ。


次の年、小さいヒラタを同じように玄関外に置いていた時は、ヒラタが数匹も飛んできたり。

コクワの時は♀もいましたが、ヒラタの時は♂のみケースに入れてました。 それでも♂のヒラタが飛んでくるのです。

♀のフェロモンというより、仲間を呼び寄せるフェロモンなんでしょうか? とても不思議に思いました。


ノコギリの♂を室内で飼育していたら、網戸にブーンと音をたてて虫が張り付きました。 捕ってみるとノコギリの♀。

そのアパートの近くには、数百メートル離れればクワガタがいそうな場所はあるものの、それでもかなり距離があります。

どうもクワガタには、何かしら人間にはわからないものを持っているように感じます。


自宅の直射日光が当たらない屋外で飼育していれば、皆さんの所でもそんな体験が出来る可能性はあるでしょう。

一種のトラップですね。 お試しになってみてはどうでしょう? ゼリーに集るコバエが厄介になる可能性もありますけど…

コバエを気にしないか、エサ抜きで2・3日置いてみるのがいいかもしれませんね。








【ショップでのお買い物】



クワガタショップって見ているだけでも楽しいですよね。

いろんなカブクワがいたりして、飼育しなくても目の保養にはなります。

私もたまに行くんですが、嫌なのがケースの中にコバエが飛び交っている、ダニがけっこう付いているということ。

コバエもダニも付き物ですけど、それでも見ていていい気がしません。

だって、それ売り物でしょ? もう少し管理できないのかな?

そのショップはダニオチー○という素晴らしいものまで販売してるんですから、なぜ活用しないんでしょうね?

ですので、私はそういうショップで生体を買うことはまずありません。

但し、クジで当たったモノはしょうがないので、数日隔離してダニを撲滅し、しばらくしたら飼育部屋に入れるようにしています。



そんなショップでも、ゼリーや産卵木、飼育ケースなどはよく買っています。

でも、店内にもコバエが飛んでたりするものですから…

きっとダニも至るところにいるのでは?というふうに考えます。 ですので、買ってきてもすぐには使いません。


飼育ケースは必ず熱めのお湯につけて念入りに洗ってから使います。

エサ皿は買ってきてすぐ熱湯に5分程浸して、2・3日陰干ししてから使います。

ゼリーはけっこう重労働だったりします。 袋が密閉されているのであれば、袋ごとお湯につけて念入りに洗います。

袋に小さい穴があいている製品もあります。 これは一度中身を全部出し、数個ずつ綺麗に洗って干す事にしています。

ちょっと几帳面かもしれませんけど、ここまでしないと嫌なんですよね。 店がそういう状態ですから。



ちなみに、その店だけでなく他の店で買ってもだいたいそうしています。 気にしすぎでしょうか?








【ダニはNG】



我が家では、なるべくダニが湧かないように成虫飼育を徹底しています。

幼虫飼育はマットを使うので、ある程度は仕方ないけど。

飼育法のページに簡単に書いてありますが、種類によってはリスキーな面がありますので、参考にされる事はお勧めしません。

あの飼育法にしてからは、成虫に限っては限りなくゼロに近いくらいにダニ・コバエは撲滅できています。



 ※ 飼育法のページは廃止しました  いないと思いますけど、知りたいという人はご連絡ください








【スイカって下痢に?】



巷でよく言われていることで、スイカを与えると下痢になるのでやめましょう… これってどうなの?

昔はカブトムシやクワガタを捕まえたら、スイカやメロンの皮・キュウリなんかを与えていた人が多いと思います。

最近ではご法度ですよね。 ゼリー会社がゼリーを売るための陰謀説という話も聞いた事があります。 本当かは知りません。


たしかにスイカを与えるとおしっこしますよね。 下痢って言われればそう見えなくもないです。

でも、元々の食生活は樹液なわけであって、ほとんどが水分ですよね。 下痢? それはちょっと違うんではないの?と思います。

スイカを与えると痛みが早いし、雑虫発生やケースが汚く (臭く) なるので、今では下痢の話以前にゼリーを与えています。

なんにしろ、昆虫ゼリーというものは管理する面ではいろいろと便利ですよね。 画期的な開発と思います。


ちなみに、もう8年位前 (現在07年) にコクワを拾いました。 久々に飼ってみようと思いカミさんにエサを用意してもらいました。

「キュウリをエサにするから切って持ってきて〜」。 カミさんはキュウリを持ってきてくれました。 薄くスライスして(笑)








【エサ皿】



エサ皿は使う人使わない人がいると思いますが、我が家では使用しています。

我が家の飼育法では貴重な足場になりますし。

だいたいは木製品が多いですけど、汚くなったら捨てる人も多いでしょう。

使いまわしても数回? 私の周りはそういう人が多いです。


私の場合はというと、これでもかというほど使い回します。

汚くなったらゼリーのカスをある程度取り、まずタワシでゴシゴシ擦ります。

そして、細かく残っているゼリーのカスを溶かすのと雑虫駆除も込みで、

沸騰した熱湯に5分ほど浸して2・3日完全に乾くまで干します。

熱湯でやると意外と乾きは早いんですが、中まで完全に乾かないとカビが生えてきますので、

ここは妥協せずにしっかりと乾かします。

使っていくうちに、ヒビが入ったり表の樹皮が剥がれたりしますが、所詮個人の楽しみですので見た目は気にしません。


たまにプラスチック製のエサ皿が売っています。 これだと楽だろうなと思うんですが、とにかく価格が高すぎ!

もう少し安ければそちらを使いたいんですけど… コロンボーというのもありますが、あれはどうも好きになれない…

マット飼育していれば使えそうですが、我が家の方法では使いづらそうです。

安いプラ製エサ皿が出回ってくれる事を期待します。








【昆虫ゼリー】



現在、カブトムシやクワガタのエサとして当たり前の存在となった昆虫ゼリー。

いろいろなメーカーからたくさんの種類が売られています。

バナナ味・メロン味・イチゴ味… 高カロリー・樹液成分配合・プロテイン入り・エッグゼリー…とさまざま。


私はミーハーなんでしょうか? いろんなゼリーを与えてみたくなります。 前回は黒糖入りだったから今回はバナナ味とか。

本当はよく食べるゼリーを種類変えずに与えた方がいいのかもしれません。 虫ってけっこう好みが激しいですから。



オオクワガタでも、同じ種類のゼリーで良く食うのもいれば、全く見向きもしない個体もいます。 これはやはり好み?

あるゼリーに至っては、我が家のクワガタ全種総スカンのものさえ… なので、へたにいろいろ買うわけにもいかないのです。


我が家で食いが今ひとつのゼリーがあり、ニジイロを頂いたのでそのゼリーを後食開始から与えたらずっと食いついていました。

ある日、巷で評判のゼリーに変えてみました。 そしたら全く食いません。 良い評判を聞いていたのでガッカリでした。

その数日後、元のゼリーに戻したらすぐに食い始めてずっとエサ皿に張り付いていました。 やはり好みなんですかね?



よく食べるゼリーでも、汁が垂れるゼリーは評判が悪い事があります。 これは、ゼリーを真っ二つに切る人の理由です。

真っ二つにするのにゼリーカッターという道具がありますが、水分が多いゼリーだとどうしても飛び散ったり垂れたりで汚れます。

なので、いくら食いが良くてもそのゼリーは使いづらいとなります。


私はこのゼリーカッターのようなものは持っていません。

確かに半分にした方が経済的ですし、事故 (♂のアゴが引っかかる・♀の溺れ) も減るでしょう。

でも、良く食うのならやはりそういうゼリーを使いたいんですよね。

我が家では使用済みのゼリーカップにグルーガンで樹脂を溶かし入れ、食い残しのゼリーを小さい♀などに使い回す予定です。



ミーハーな私は、やっぱりいろいろなゼリーを試したいのです。 かといって、上記理由や経済的にやたら買うわけにもいかず…

飼育者同士でゼリー交換なんかができればと思っています。 50個とか100個交換とか、賛同者はご連絡をお願いします。








【呼び方】



虫の数え方で最近多いのが 『〜頭』 という表現。 本当はそう呼ぶ方が正しいのかどうかは定かではありません。

小さい頃から虫は 『〜匹』 と呼んでいましたし、私は一口で馬に出資していますので、馬と同じ 『〜頭』 という呼び方は

なんとなく違和感があります。 ですので、当サイトでは 『〜匹』、『〜個体』 と表記してあります。

ただ、オークションに出品する時や 『〜頭』 と呼んでいるサイトの方と私信する場合は、『〜頭』 と呼ぶ事もあります。



中国産のオオクワガタ、呼び名は 『ホペイ』、『ホーペ』、『ホーペイ』 と3種類が定番だと思います。

どれでも意味は通じるのですが、私はなんとなく 『ホーペ』 と呼ぶようにしていますが一般的には?

オオクワガタは国産しか飼育しないと思うので、呼ぶ機会は多くないと思いますけど。



私は学生時代、引越しを数回経験しています。 東京多摩地区を点々とですけど。

そんなに離れていない隣の市とかでも、クワガタの呼び方は微妙に違いがありました。

ノコギリクワガタの大歯は、『水牛』 とか 『赤馬』 とか。 個人的には 『水牛』 がイメージ的に合っていました。

♀は 『ブーちん』 と呼ぶ事が多かったですね。 一部の地域ではノコギリの♀に限りそう呼んでいた地域もありました。



それぞれの土地で独特の呼び方ってありますよね。


山梨の有名産地ではない場所を歩いた時、もう十年ほど前 (現在07年) ですが、雑木林で散歩中の地元のおじいさんと

お話をする機会があって、「この辺はどんなのがいます?」 と聞いた時の事。

「この林は天狗がたくさんおるね。 たまにシルバーもおるよ。 あっち (山を指差す) の上まで行けばゴールドもおる。

あっちの方 (遠くの山) の奥に行けばブラックが捕れる事もあるよ」 なんて教えてくれた。

天狗はノコギリ、シルバーはヒラタ、ゴールドはミヤマ、ブラックはオオクワと解釈した。 たぶん合ってるっぽいけど。








【羽バカ? 羽パカ?】



クワガタなどが羽化した時に羽が収まらない状態があります。

我が家でもたまにあります(右画像参照)。

この状態を 『羽バカ』、『羽パカ』 と言いますけど、一般的にはどっちが普通でしょう?

『羽バカ』 は羽がバカになっちゃってる、『羽パカ』 は羽がパカっと開いちゃってる。

私は響き的に 『羽パカ』 と表現しています。 『バカ』 はちょっと抵抗があるので…




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